- 世界全体の売上高は85億ドル(前四半期比3%増)
- 海外の売上高は56億ドル(前四半期比3%増)
- 北米の売上高は28億ドル(前四半期比2%増)
- GAAPベースの1株当たり損失は8.22ドル(1株当たり8.65ドルの特別費用を含む)
- 特別費用を除く1株当たり利益は0.43ドル(前四半期比23%増)
- �業活動によるキャッシュフローは17億ドル、フリーキャッシュフローは11億ドル
- 取締役会は1株当たり0.50ドルの四半期現金配当を承認
(ビジネスワイヤ) --
シュルンベルジェ・リミテッド(NYSE:SLB)は本日、2019年第3四半期の業績を発表しました。
(単位:100万、ただし1株当たりの金額を除く)
四半期
変化率
2019年9月30日締め
2019年6月30日締め
2018年9月30日締め
前四半期比
前年同期比
売上高
$8,541
$8,269
$8,504
3%
0%
税引き前利益(損失) - GAAPベース
$(11,971)
$593
$787
n/m
n/m
税引き前セグメント�業利益*
$1,096
$968
$1,152
13%
-5%
税引き前セグメント�業利益率*
12.8%
11.7%
13.5%
113 bps
-71 bps
純利益(損失) - GAAPベース
$(11,383)
$492
$644
n/m
n/m
純利益(特別費用・利益を除く)*
$596
$492
$644
21%
-7%
希薄化後1株当たり利益(1株当たり損失) - GAAPベース
$(8.22)
$0.35
$0.46
n/m
n/m
希薄化後1株当たり利益(特別費用・利益を除く)*
$0.43
$0.35
$0.46
23%
-7%
北米の売上高
$2,850
$2,801
$3,189
2%
-11%
海外の売上高
$5,629
$5,463
$5,215
3%
8%
北米の売上高(キャメロンを除く)
$2,261
$2,201
$2,545
3%
-11%
海外の売上高(キャメロンを除く)
$4,857
$4,708
$4,502
3%
8%
*
これらは非GAAP財務指標です。詳細は「特別費用・利益」および「セグメント」の項をご覧ください。
n/m = not meaningful(非適用)
シュルンベルジェのオリビエ・ル・プェッシュ最高経�責任者(CEO)は、次のように述べています。「第3四半期の売上高は85億ドルで前四半期比3%増となり、税引前セグメント�業利益は11億ドルで前四半期比13%増加となりました。この業績には満�しており、チームの成果を誇らしく思っています。北米の業績はまちまちでしたが、海外の活動は好調を�持し、全体的な成長を後押ししました。北米事業では、沖合事業の売上は好調でしたが、活動の低下とさらなる価格の軟調により陸上事業の伸びは最小限に留まりました。特別費用を除く第3四半期の1株当たり利益は0.43ドルで、第2四半期比23%増となりました。」
「海外部門では、欧州/CIS/アフリカ地域が好調で、業績は前四半期比で向上しました。これらの地域では、北半球での夏季の活動がピークを迎えたことや、アフリカで新しいプロジェクトが開始されたことから、売上高が前四半期比で9%増加しました。アジアでの2桁の伸びも海外部門の売上高に寄与しました。中南米では、アルゼンチンとメキシコで活動が低調となり、売上高は前四半期比で9%減少しました。キャメロンを除くと、第3四半期の海外部門の売上高は前年比で8%増加しました。これは、1桁後半の海外部門の成長予想に沿っています。第4四半期に入り、海外での活動は、特に北半球では通常の冬季の活動低下の影響を受けます。」
「北米では、ウェスタンジーコ・マルチクライアント地震探査ライセンスの売上高が増加したことから、沖合事業の売上高は前四半期比で増加しました。陸上事業の売上高はわずかに増加しました。ワンスティム(OneStim®)*の活動はやや増加したものの、価格の低下によりその効果は相殺されました。また、陸上掘削事業では、リグカウントが減少したものの売上高は前四半期比でほぼ横ばいとなりました。当四半期末、顧客企業の予算とキャッシュフローの�約により破砕プログラムが遅�あるいは中止され、ワンスティムの活動は減速しました。」
「事業セグメント別では、前四半期比で第3四半期の業績が伸びた要因は油層定義の売上高が6%増加したことで、これは特に北半球での夏季キャンペーンがピークを迎えたためです。キャメロンの売上高は前四半期比で3%増加しました。これは、主に海外市場でワンサブシー(OneSubsea®)、坑口システム、掘削システムの売上高が増加したためです。掘削と生産の売上高は、それぞれ前四半期比で2%増加しました。海外部門は拡大したものの、北米陸上での活動が低下しました。」
「当四半期の業績は、北米陸上での生産成長率低下というマクロ環境を反映しています。オペレーターが投資規律を�持しているため、掘削活動と破砕活動が減少しました。海外部門の売上高が年初来で1桁後半の伸びを�けている要因は、海外投資の水準です。しかし、貿易問題が世界経済の成長を阻んでいる環境で、市場の不確実性は将来の石油需要の見通しに重くのしかかっています。」
「第3四半期の業績は、市況に起因する127億ドルの税引前費用を反映しています。この費用はほぼすべてが非現金性のものであり、主にのれん、無形資産、固定資産に関連しています。」
「先月、当社は新しい戦略の4つの重要な要素として、デジタル変革の主導と推進、盆地適合型ソリューションの開発、お客さまのための業績効果からの価値の確保、資本管理の育成を発表しました。資本管理には、より厳格な設備投資の配分と、特に北米でのポートフォリオの戦略的見直しが含まれ、この見直しは、盆地に適した特性、顧客業績、投資利益率の観点から行われます。」
「当社はすでにデジタル化に向けて好調なスタートを切っています。大きな成功を収めたSISグローバル・フォーラム2019で、当社は800社の顧客企業とパートナーに将来のE&P業界のビジョンを示しました。当社は顧客業績を高めるオープンなデジタル環境に取り組んでいます。1つの実現要素は、DELFI*コグニティブE&P環境です。これは、ExplorePlan*、DrillPlan*、DrillOps*、FDPlan*、ProdOps*ソリューションなど、探鉱から生産までE&P分野全体にわたるクラウドネイティブなアプリケーション・スイートを備えています。」
「当社が前進する中で、当社のビジョンは、優れた実績を定義し推進することです。簡単に言えば、当社は、お客さまと業界の利益のために選ばれるパフォーマンス・パートナーになりたいと思っています。シュルンベルジェは、自社の戦略要素に支えられ、優れた利益率向上、資本利益率の向上、フリーキャッシュフローの成長を達成する有利な立場にあります。」
その他の出来事
第3四半期の財務諸表の作成に関連し、シュルンベルジェは、主にのれん、無形資産、固定資産の減損に関連する127億ドルの税引前費用を計上しました。詳細は、「特別費用・利益」および「補�情報」(項目13および14)の項をご覧ください。
当四半期に、シュルンベルジェは当社普通株式220万株を1株当たり平均36.64ドル、総額7900万ドルで買い戻しました。
9月にシュルンベルジェは、満期2024年・利率0.00%の債券を5億ユーロ、満期2027年・利率0.25%の債券を5億ユーロ、満期2031年・利率0.50%の債券を5億ユーロ発行しました。これらの債券はその後、加重平均利率2.52%で米ドルに交換されました。
9月にシュルンベルジェは、満期2020年・利率3.000%の未償還債券7億8300万ドルと、満期2022年・利率3.625%の未償還債券3億2100万ドルを買い戻しました。
2019年10月2日、シュルンベルジェとロックウェル・オートメーションは、以前発表した合弁事業センシアの取引が完了したことを発表しました。センシアは、石油・ガス業界初のデジタル利用統合オートメーション・ソリューション・プロバイダーです。ロックウェル・オートメーションが合弁事業の53%を所有し、シュルンベルジェが47%を所有しています。取引完了時に、ロックウェル・オートメーションがシュルンベルジェに2億5000万ドルの現金を支払いました。
2019年10月17日、取締役会は、流通普通株式1株当たり0.50ドルの四半期現金配当を承認しました。この配当金は、2019年12月4日現在の登録株主に対し、2020年1月10日に支払われます。
地域別連結売上高
(単位:100万)
四半期
変化率
2019年9月30日締め
2019年6月30日締め
2018年9月30日締め
前四半期比
前年同期比
北米
$2,850
$2,801
$3,189
2%
-11%
中南米
1,014
1,115
978
-9%
4%
欧州/CIS/アフリカ
2,062
1,896
1,820
9%
13%
中東・アジア
2,553
2,452
2,417
4%
6%
その他
62
5
100
n/m
n/m
$8,541
$8,269
$8,504
3%
0%
北米の売上高
$2,850
$2,801
$3,189
2%
-11%
海外の売上高
$5,629
$5,463
$5,215
3%
8%
北米の売上高(キャメロンを除く)
$2,261
$2,201
$2,545
3%
-11%
海外の売上高(キャメロンを除く)
$4,857
$4,708
$4,502
3%
8%
n/m = not meaningful(非適用)
以前の期間の一定の項目は、現在の期間の表示に合わせて再分類されています。
第3四半期の売上高は85億ドルで、前四半期比3%増となりました。北米の売上高は28億ドルで前四半期比2%増、海外の売上高は56億ドルで前四半期比3%増となりました。
北米部門
北米の連結売上高は28億ドルで、前四半期比2%増となりました。ウェスタンジーコ・マルチクライアント地震探査ライセンスの売上高が後押ししたことや、沖合での掘削活動と坑井刺激活動が活発になったことから、掘削・計測、坑井仕上げ、坑井サービスの製品ラインにプラスの影響が及びました。陸上事業の売上高は前四半期比で若干増加しました。ワンスティム(OneStim)の活動はやや活発になったものの、価格の低下によりその効果は部分的に相殺されました。陸上掘削事業の売上高は前四半期比でほぼ横ばいでした。掘削機器の販売とリースで、盆地適合型技術アクセス・アプローチを採用したことで、リグカウント減少による掘削活動の低下を相殺することができました。当四半期末に顧客企業の予算とキャッシュフローの�約により破砕プログラムが遅�あるいは中止され、ワンスティムの活動は減速したため、第4四半期の不確実性が高まりました。
海外部門
中南米地域の連結売上高は10億ドルで、前四半期比9%減となりました。これは主に、中南米南部地域市場での売上高減少によるもので、キャメロンの掘削システムの売上高が減少し、アルゼンチンで坑井サービスとシュルンベルジェ生産管理(SPM)プロジェクト活動が減少したためです。メキシコ・中米地域市場でも、陸上での統合掘削サービス(IDS)活動が低調で、沖合でのIOC探鉱活動が減少したことから、売上高は減少しました。中南米北部地域市場では、主にエクアドルでSPM活動が活発になり、生産が増えたことから、売上高は増加しました。しかし、内乱が�くエクアドルでの最近の生産停止は、第4四半期の売上高に影響を及ぼす可能性があります。
欧州/CIS/アフリカ地域の連結売上高は20億ドルで、前四半期比9%増となりました。その要因は、ロシア・中央アジア地域市場と北海で夏季の活動キャンペーンがピークを迎えたことと、サハラ以南アフリカと北アフリカの地域市場で新しいプロジェクトが開始されたことです。ロシアでの業績の伸びは、主にワイヤーライン、掘削・計測、坑井サービスにプラスの影響をもたらしました。北海での業績の伸びは、主にノルウェーで坑井サービスの刺激活動が増加し、ワイヤーラインの探鉱活動が活発化したことによるものです。サハラ以南アフリカ地域市場では、リグカウントが増え、坑井介入活動が増加し、新たな統合掘削プロジェクトが開始されたことから、売上高が増加しました。この地域では、キャメロンの売上高も増加しました。これは、主に英国・大陸欧州およびサハラ以南アフリカの地域市場でワンサブシー(OneSubsea)と坑口システム設備の売上高が増加したためです。
中東・アジア地域の連結売上高は26億ドルで、前四半期比4%増となりました。これを後押ししたのは、アジア、特に中国とオーストラリア、インドでの2桁の伸びです。中国で業績が伸びた要因は、主に掘削および探鉱活動の増加と、機器売上高の増加です。オーストラリアでは、沖合掘削活動が活発になり、企業全体でのDELFI環境の導入によりソフトウエア統合ソリューション(SIS)の売上高が増加しました。インドでは、統合サービス管理(ISM)活動が活発になり、売上高が増加しました。中東では、サウジアラビア・バーレーン地域市場で破砕活動が増加し、キャメロンの機器の売上高が伸びたことから売上高が増加しましたが、掘削活動が低調だったためにその効果は部分的に相殺されました。中東東部地域市場では、イラクでのIDS活動が減少し、売上高は減少しました。
油層定義
(単位:100万)
四半期
変化率
2019年9月30日締め
2019年6月30日締め
2018年9月30日締め
前四半期比
前年同期比
売上高
$1,651
$1,558
$1,587
6%
4%
税引き前�業利益
$360
$317
$361
14%
0%
税引き前�業利益率
21.8%
20.3%
22.7%
149 bps
-90 bps
以前の期間の一定の項目は、現在の期間の表示に合わせて再分類されています。
油層定義グループの売上高は前四半期比6%増の17億ドルで、そのうち82%は海外市場の売上高でした。その要因は、夏季の活動キャンペーンがピークを迎えたことです。業績の伸びを後押ししたのは、ロシアでのワイヤーライン活動、中国とオーストラリアでの沖合活動、インドでのISMプロジェクト活動の増加です。また、北米で、陸上および沖合の両方でウェスタンジーコ・マルチクライアント地震探査ライセンスの売上高が増加したことも油層定義グループの売上高増加に寄与しました。
油層定義の税引き前�業利益率は前四半期比で1.49ポイント上昇して22%となりました。これは、ワイヤーラインが夏季キャンペーンのピークを迎えたことと、ウェスタンジーコ・マルチクライアント地震探査ライセンスの売上高が伸びたためです。
掘削
(単位:100万)
四半期
変化率
2019年9月30日締め
2019年6月30日締め
2018年9月30日締め
前四半期比
前年同期比
売上高
$2,470
$2,421
$2,429
2%
2%
税引き前�業利益
$305
$300
$339
2%
-10%
税引き前�業利益率
12.4%
12.4%
14.0%
-5 bps
-161 bps
掘削グループの売上高は前四半期比2%増の25億ドルで、そのうち75%は海外市場の売上高でした。海外の堅調な活動は、夏季の掘削キャンペーンがピークを迎えたロシアの実績が大きく、中国とオーストラリアで掘削活動が好調だったことも前四半期比での伸びに寄与しました。しかし、サウジアラビアで掘削活動が減少したため、この成長は部分的に相殺されました。北米陸上では、米国の陸上リグカウントが減少したことで、シェール掘削活動に影響が及びましたが、掘削機器の販売とリースに対する盆地適合型技術アクセス・アプローチにより、売上高の減少は相殺されました。掘削・計測は、ロシア・中央アジアを中心に、すべての地域市場で海外部門の伸びを後押ししました。メキシコ、サウジアラビア、イラクで陸上の活動が低調だったことから、IDSの売上高は前四半期比で減少しました。
掘削グループの税引き前�業利益率は12%で、前四半期比でほぼ横ばいでした。掘削・計測での利益率は向上したものの、中東地域でM-I
SWACOとIDSのプロジェクトの利益率が低下したため、その効果が相殺されました。
生産
(単位:100万)
四半期
変化率
2019年9月30日締め
2019年6月30日締め
2018年9月30日締め
前四半期比
前年同期比
売上高
$3,153
$3,077
$3,249
2%
-3%
税引き前�業利益
$288
$235
$320
22%
-10%
税引き前�業利益率
9.1%
7.6%
9.9%
148 bps
-72 bps
生産グループの売上高は、前四半期比2%増の32億ドルで、そのうち55%は海外市場の売上高でした。これは主に、極東アジア・オーストラリア、ロシア・中央アジア、サハラ以南アフリカの地域市場で坑井仕上げの海外での活動が増加したためです。坑井サービスと坑井仕上げの売上高はサウジアラビアとロシアで増加しましたが、アルゼンチンでの活動の減少により、その効果は部分的に相殺されました。人工採油ソリューションの売上高は、北米陸上、北アフリカ、エクアドル、欧州で増加しました。北米陸上では、ワンスティム(OneStim)の売上高は前四半期比でほぼ横ばいでした。活動は若干増加したものの、価格の低下によりその効果が相殺されました。当四半期末に顧客企業の予算とキャッシュフローの�約により破砕プログラムが遅�あるいは中止され、ワンスティムの活動は減速したため、第4四半期の不確実性が高まりました。
生産部門の税引前�業利益率は、前四半期比で1.48ポイント上昇して9%となりました。これは主に活動の活発化によって海外部門の利益率が向上したためです。また、2019年第3四半期の減損費用の発生による減価償却費の減少が、前四半期比での利益率の改善の半分弱を占めました。
キャメロン
(単位:100万)
四半期
変化率
2019年9月30日締め
2019年6月30日締め
2018年9月30日締め
前四半期比
前年同期比
売上高
$1,363
$1,328
$1,386
3%
-2%
税引き前�業利益
$173
$165
$160
5%
8%
税引き前�業利益率
12.7%
12.4%
11.5%
29 bps
117 bps
以前の期間の一定の項目は、現在の期間の表示に合わせて再分類されています。
キャメロン・グループの売上高は前四半期比3%増の14億ドルで、そのうち57%は海外市場の売上高でした。これは、坑口システム、ワンサブシー(OneSubsea)、掘削システムの海外での売上高が増加したためです。北米での活動が減少したため、バルブ&プロセス・システムの売上高は減少しました。地域別では、海外部門の売上高が前四半期比で2%増加した主な要因は、欧州/CIS/アフリカおよび中東・アジア地域での堅調な伸びですが、北米の売上高は2%減少しました。
キャメロンの税引前�業利益率は13%で、前四半期比でほぼ横ばいでした。ワンサブシー(OneSubsea)の利益性は向上したものの、キャメロンの他の製品ラインの利益率の低下により、その効果は部分的に相殺されました。
四半期ハイライト
第3四半期、当社はデジタル戦略の展開においていくつか重要な節目を達成しました。SISグローバル・フォーラム2019で、DELFIコグニティブE&P環境における多数の新技術と主要な開発を発表しました。
DELFI環境の開始以来、約100社の顧客企業がこの環境を採用し、当社は新しいアプリケーションの導入を�けています。また、業界および技術パートナーとの協働を拡大し、DELFIの機能を強化しています。
当四半期、当社はシェブロンおよびマイクロソフト®と契約を締結し、幅広い採用を実現すべく、Azure®クラウドでのDELFI環境ソリューションの導入を加速させています。また、TIBCOソフトウエアの業界トップの分析および仮想化テクノロジーを追加し、4つの新しいE&Pアプリケーションを商品化しました。
4つの新しいクラウドネイティブなアプリケーションであるExplorePlan、DrillOps、FDPlan、ProdOpsソリューションは、ワークフローを最適化して協働作業を可能にし、実行可能な識見を迅速に提供します。これらのアプリケーションにより、DELFI環境はE&P分野全体にわたりソリューションを提供しています。ウェスタンジーコは引き�き、GAIA*デジタル地中プラットフォームを介して、デジタル・ワークフローとプロセスをアセットライト・モデルに統合しています。GAIAプラットフォームは、マルチクライアント地震探査データやサードパーティーのデータセットなど、多様な地中データの業界のマーケットプレイスになると予想しています。直近では、IHS
MarkitグローバルE&Pデータセットが追加されました。
当社はこのほど、デジタル地層試験プラットフォームと多数の盆地適合型技術を商品化しました。これらはすべて、顧客企業の成果に好影響を与えています。
-
Ora*インテリジェント・ワイヤライン地層試験プラットフォームは、クラウドネイティブ・プラットフォームに構築された最初のシュルンベルジェ・ツールであり、ソフトウエアとハードウエアを組み合わせて、あらゆる�況で動的な油層定義を行います。Oraプラットフォームは、実行可能な識見を提供し、リアルタイムに意思決定を行うことができます。メキシコでは、Oraプラットフォームは、浸透性が0.03
mD未満、温度が360oF、圧力が20,000
psiの難しい炭酸塩層で高品質のガス・コンデンセート・サンプルを抽出できた初めてのワイヤーライン地層テスターとなりました。この技術により、ペメックス(Pemex)は、過去25年間でメキシコで最も重要な陸上での石油発見量の推定埋蔵量が3倍になったと発表しました。
-
NeoSteer*ビット上操行性システムにより、区域間でボトムホール・アセンブリー(BHA)を交換することなく、ドッグレグの激しい湾曲区間と直線的な水平区間を掘削することができます。この操行性ビットは、ガンマ線センサーを用いて性能を高め、高品質のデータを最新の軌道�御アルゴリズムとデータ分析機能に提供します。これにより掘削精度が高まり、BHAを交換するために楊降する必要がなく、時間とコストを大幅に削減することができます。DJ盆地では、SRCエナジーがNeoSteer
CL*湾曲・水平ビット上操行性システムを採用し、垂直、湾曲、水平区域を対象にして12本の坑井パッドを掘削しました。SRCエナジーは、掘進率(ROP)を20%向上させることができ、ある単一の坑井では21時間も時間を短縮するとともに、非在来型ニオブララ・シェール層で様々な区間を対象にすることができました。
-
ドリルビット用のAegis*装甲被覆合金を採用することで、従来のマトリックス多結�ダイヤモンド・コンパクト(PDC)ビットと比べ、ビットの耐侵食性が400%向上し、強度は40%向上します。Aegis被覆により、盆地適合型ビット設計が可能になり、掘進率が向上します。オクラホマ州のアナダルコ盆地では、著名な内陸部のオペレーターが8本の坑井でAegis被覆を備えたスチール製の2つのビットを使用しました。Aegis被覆により、ブレードの高さを上げ、ノズルの配置を最適化したビット設計が可能になり、マトリックスPDCビットの直接オフセット作業に比べ、掘進率は36%向上しました。顧客企業は、8回の作業で掘削時間を27%削減し、作業時間は約179時間短縮されました。
- Muzic
Aeon*プレミアムパフォーマンス無線テレメトリーは、最高392oFの高温条�下で坑内貯留層試験データにリアルタイムにアクセスできます。湾岸協力会議(GCC)地域では、顧客企業向けに盆地適合型アプローチを採用し、地層温度の高い深い貯留層で新たな資源を評価しました。Muzic
Aeonテレメトリーは、最高365oFの予想温度の17,000フィートの坑井での総合的ドリルステム試験システムの一部として導入されました。Muzic
Aeonテレメトリーシステムは、従来の無線テレメトリーシステムに関連する温度の�約を克服し、坑口で遅�を最小限に抑えて信頼性の高い坑内データを提供しました。この技術適合ソリューションにより、リグ人員、坑井試験エンジニア、地下チームは操業を監視し、事前に定義された変更管理プロセスに従って適時に意思決定を行うことができ、顧客企業の成果は向上しました。
北米では、シュルンベルジェ独自のインフィル井技術ソリューションの需要が増え�けています。2019年には、BroadBand
Shield*破砕形��御サービスや、悪影響を及ぼすフラクチャーの衝突を抑�するWellWatcher
Stim*刺激監視サービスなどの盆地適合型技術を採用する作業の�数は、2018年に比べて6倍に増加しました。これらの技術は、北米の多くの盆地で導入され、成功しています。
- ノースダコタ州では、ワンスティム(OneStim)が、ホワイティング・ペトロリアム・コーポレーション(Whiting
Petroleum
Corporation)向けにBroadBand*非在来型油層仕上げサービスを用い、2つの新しいインフィル井で石油生産量を増やしました。この多分野にわたる共同作業により、BroadBand
Sequence*破砕サービスとBroadBand
Shieldサービスを組み合わせて仕上げ戦略を最適化し、不要なフラクチャー高の伸びをなくし、対象区間からの石油生産を最大化することができました。その結果、同様のプロッパント強度でありながら、これらの坑井の成果は、バッケン層およびスリーフォークス層の近隣のオフセット井をそれぞれ37%および48%上回りました。
- パーミアン盆地では、ワンスティム(OneStim)がキャロン・ペトロリアム(Callon
Petroleum)向けにWellWatcher StimとBroadBand
Shieldサービスを導入し、親子坑井間の干渉を防止しました。坑井刺激プロセス全体を通してケミカルタグを用いて可能性がある連結ポイントを特定することにより、Broadband
Shieldサービスで坑井間移動を効果的に防止することができました。
盆地適合型技術とパフォーマンス・モデルを組み合わせることで、効率を向上させてワークフローを最適化し、顧客企業の成果を生み出しています。
-
パーミアン盆地では、オクシデンタル(Occidental)とシュルンベルジェが共同で、差別化された非在来型資産開発プログラムを確立しました。オクシデンタルはアヴェンティン(Aventine)施設を設立しました。これは、ニューメキシコ州の統合的操業・物流センターで、この盆地でのリーダーシップ、イノベーション、優れた成果に向けた戦略の重要な要素となります。シュルンベルジェは、破砕やポンプダウン穿孔などの特定のサービスを独占的に提供し、アヴェンティン内に新しい基地を建設し運�しています。両社は、ワークフローを共同で最適化し、MonoFlex*デュアル接�破砕流体搬送技術、Fractal*多段階刺激穿孔システムなどの盆地適合型技術により、過去最高の水圧破砕効率を達成しました。その結果、ワンスティムの設備は、今年4度も月当たりのステージ数で両社のパーミアン盆地での記録を更新し、1台の設備は267ステージを達成しました。また、破砕設備は、1日当たり平均20.2時間、1日最大21.8時間のポンピング時間で2坑井のパッドを仕上げました。これは、同様の操業で一般的な業界平均ポンピング時間の12~15時間を大きく上回っています。
財務諸表
要約連結損益計算書
(単位:100万、ただし1株当たりの金額を除く)
第3四半期
年初9カ月
9月30日締め
2019
2018
2019
2018
売上高
$8,541
$8,504
$24,689
$24,636
利息およびその他の収入
21
36
61
118
経費
売上原価
7,385
7,324
21,594
21,306
研�・エンジニアリング
176
177
527
524
一般管理費
120
105
345
330
減損その他(1)
12,692
-
12,692
184
利息
160
147
462
434
税引き前利益(損失)
$(11,971)
$787
$(10,870)
$1,976
税金費用(税金軽減)(1)
(598)
129
(420)
348
純利益(損失)(1)
$(11,373)
$658
$(10,450)
$1,628
非支配持分に帰属する純利益
10
14
20
29
シュルンベルジェに帰属する純利益(損失)(1)
$(11,383)
$644
$(10,470)
$1,599
シュルンベルジェの希薄化後1株当たり利益(損失)(1)
$(8.22)
$0.46
$(7.56)
$1.15
平均流通株式数
1,385
1,385
1,385
1,385
希薄化後平均流通株式数
1,385
1,392
1,385
1,393
経費に含まれる減価償却費(2)
$900
$887
$2,741
$2,637
(1)
詳細は「特別費用・利益」の項をご覧ください。
(2)
有形固定資産の償却および無形資産の償却、マルチクライアント地震探査データ費用、SPM投資を含みます。
要約連結貸借対照表
(単位:100万)
9月30日
12月31日
資産の部
2019
2018
流動資産
現金および短期投資
$2,292
$2,777
売掛金
8,332
7,881
その他の流動資産
5,527
5,073
16,151
15,731
固定資産
9,605
11,679
マルチクライアント地震探査データ
593
601
のれん
16,112
24,931
無形資産
7,282
8,727
その他の資産
8,247
8,838
$57,990
$70,507
負債および株主資本の部
流動負債
買掛金・未払負債
$10,364
$10,223
概算所得税債務
1,078
1,155
短期借入金・長期債務の1年以内返済分
340
1,407
未払配当金
701
701
12,483
13,486
長期債務
16,333
14,644
繰�税金
591
1,441
退職後給付
1,101
1,153
その他の負債
3,155
3,197
33,663
33,921
株主資本
24,327
36,586
$57,990
$70,507
流動性
(単位:100万)
流動性内訳
9月30日 2019
6月30日 2019
12月31日 2018
9月30日 2018
現金および短期投資
$2,292
$2,348
$2,777
$2,854
短期借入金・長期債務の1年以内返済分
(340)
(98)
(1,407)
(3,215)
長期債務
(16,333)
(16,978)
(14,644)
(14,159)
純負債(1)
$(14,381)
$(14,728)
$(13,274)
$(14,520)
流動性増減の詳細を以下に示します。
年初9カ月
第3四半期
年初9カ月
9月30日締め
2019
2019
2018
純利益(損失)(非支配持分控除前)
$(10,450)
$(11,373)
$1,628
減損およびその他の費用(税引き後)
11,979
11,979
164
$1,529
$606
$1,792
減価償却(2)
2,741
900
2,637
株式報酬費用
329
135
259
運転資金の増減
(1,340)
120
(1,147)
その他
(80)
(16)
(159)
�業活動によるキャッシュフロー (3)
$3,179
$1,745
$3,382
設備投資
(1,230)
(413)
(1,539)
SPM投資
(526)
(194)
(719)
資本計上されたマルチクライアント地震探査データ
(181)
(72)
(63)
フリーキャッシュフロー(4)
1,242
1,066
1,061
支払配当金
(2,077)
(692)
(2,077)
自社株買い戻しプログラム
(278)
(79)
(300)
従業員持株�度による受取金
219
113
256
事業買収・投資(取得した現金を控除、負担した負債を加算)
(21)
(4)
(290)
その他
(192)
(57)
(60)
純負債の減少(増加)
(1,107)
347
(1,410)
純負債(期首)
(13,274)
(14,728)
(13,110)
純負債(期末)
$(14,381)
$(14,381)
$(14,520)
(1)
「純負債」は、負債総額から現金、短期投資、債券投資(満期保有)を控除した額です。純負債は負債の返済に充当できる現金と投資額を反映しているため、シュルンベルジェの負債水準に関する有益な情報を提供すると経�陣は考えています。純負債は非GAAP財務指標であり、総負債と併せて考慮するものであり、これらの代替あるいはこれらに優先するものと見なさないようにしてください。
(2)
有形固定資産の償却および無形資産の償却、マルチクライアント地震探査データ費用、SPM投資を含みます。
(3)
2019年9月30日締め9カ月および第3四半期にそれぞれ約1億400万ドルと3300万ドル;、2018年9月30日締め9カ月に約2億6500万ドルの退職手当が含まれます。
(4)
「フリーキャッシュフロー」とは、�業活動によるキャッシュフローから、設備投資、SPM投資、資本計上されたマルチクライアント地震探査データ費用を控除した金額です。フリーキャッシュフローは当社にとって重要な流動性指標であり、投資�ならびに経�陣にとって、現金を創出する当社の事業能力の指標として有益であると経�陣は考えています。事業の必要性を満たし債務を果たせば、この現金を用いて当社の将来の成長に再投資したり、配当金支払いや自社株買い戻しにより株主に還元することができます。フリーキャッシュフローは、裁量的費用で使用できる残余キャッシュフローではありません。フリーキャッシュフローは非GAAP財務指標であり、�業活動によるキャッシュフローと併せて考慮するものであり、これらの代替あるいはこれらに優先するものと見なさないようにしてください。
特別費用・利益
2019年第3四半期業績発表では、米国で一般的に認められた会計原則(GAAP)に基づく財務業績に加え、非GAAPによる財務業績(SECの規則Gに基づく)を提示しています。特別費用・利益を除く純利益(損失)、ならびにこれに基づく指標(特別費用・利益を除く希薄化後EPS、特別費用・利益を除くシュルンベルジェの純利益(損失)、特別費用・利益を除く実効税率)は非GAAP財務指標です。財務指標から特別費用・利益を除外することで、期間ごとのシュルンベルジェの業務をより効果的に評価し、除外された項目で分かりにくくなる業務の動向を確認できると経�陣は考えています。これらの指標はまた、一定の奨励給を判断する上での業績指標として経�陣が用いています。上記の非GAAP財務指標は、GAAPに基づく財務業績の他の指標と併せて検討するものであり、そのような指標の代替あるいはそのような指標に優先するものと見なさないようしてください。これらの非GAAP財務指標と対応するGAAP指標の差異調整を以下に示します。
(単位:100万、ただし1株当たりの金額を除く)
2019年第3四半期
税引き前
税金
非支配持分
純額
希薄化後EPS
シュルンベルジェの純利益(損失)(GAAPベース)
$(11,971)
$(598)
$10
$(11,383)
$(8.22)
のれん
8,828
43
-
8,785
6.34
北米圧力ポンピング
1,575
344
-
1,231
0.89
無形資産
1,085
248
-
837
0.60
その他の北米関連
310
53
-
257
0.19
シュルンベルジェ生産管理
294
-
-
294
0.21
持分法投資
231
12
-
219
0.16
アルゼンチン
127
-
-
127
0.09
その他
242
13
-
229
0.17
シュルンベルジェの純利益(特別費用・利益を除く)
$721
$115
$10
$596
$0.43
2018年第2四半期
税引き前
税金
非支配持分
純額
希薄化後EPS
シュルンベルジェの純利益(GAAPベース)
$547
$106
$11
$430
$0.31
人員削減
184
20
-
164
0.12
シュルンベルジェの純利益(特別費用・利益を除く)
$731
$126
$11
$594
$0.43
(単位:100万、ただし1株当たりの金額を除く)
2019年年初9カ月
税引き前
税金
非支配持分
純額
希薄化後EPS*
シュルンベルジェの純利益(損失)(GAAPベース)
$(10,870)
$(420)
$20
$(10,470)
$(7.56)
のれん
8,828
43
-
8,785
6.34
北米圧力ポンピング
1,575
344
-
1,231
0.89
無形資産
1,085
248
-
837
0.60
その他の北米関連
310
53
-
257
0.19
シュルンベルジェ生産管理
294
-
-
294
0.21
持分法投資
231
12
-
219
0.16
アルゼンチン
127
-
-
127
0.09
その他
242
13
-
229
0.17
シュルンベルジェの純利益(特別費用・利益を除く)
$1,822
$293
$20
$1,509
$1.08
2018年年初9カ月
税引き前
税金
非支配持分
純額
希薄化後EPS
シュルンベルジェの純利益(GAAPベース)
$1,976
$348
$29
$1,599
$1.15
人員削減
184
20
-
164
0.12
シュルンベルジェの純利益(特別費用・利益を除く)
$2,160
$368
$29
$1,763
$1.27
* 端数処理の関係で合計数値が合わない場合があります。
2019年上半期には特別費用・利益は計上されていません。
セグメント
(単位:100万)
四半期
2019年9月30日締め
2019年6月30日締め
2018年9月30日締め
売上高
税引き前利益(損失)
売上高
税引き前利益
売上高
税引き前利益
油層定義
$1,651
$360
$1,558
$317
$1,587
$361
掘削
2,470
305
2,421
300
2,429
339
生産
3,153
288
3,077
235
3,249
320
キャメロン
1,363
173
1,328
165
1,386
160
�去など
(96)
(30)
(115)
(49)
(147)
(28)
税引き前セグメント�業利益
1,096
968
1,152
全社など
(231)
(238)
(234)
受取利息(1)
7
9
8
支払利息(1)
(151)
(146)
(139)
特別費用・利益(2)
(12,692)
-
-
$8,541
$(11,971)
$8,269
$593
$8,504
$787
(単位:100万)
年初9カ月
2019年9月30日締め
2018年9月30日締め
売上高
税引き前利益(損失)
売上高
税引き前利益
油層定義
$4,669
$959
$4,602
$987
掘削
7,279
913
6,789
921
生産
9,120
740
9,458
853
キャメロン
3,949
486
4,175
522
�去など
(328)
(126)
(388)
(63)
税引き前セグメント�業利益
2,972
3,220
全社など
(742)
(699)
受取利息(1)
25
44
支払利息(1)
(433)
(405)
特別費用・利益(2)
(12,692)
(184)
$24,689
$(10,870)
$24,636
$1,976
(1)
セグメントの業績に含まれる利息を除きます。
(2)
詳細は「特別費用・利益」の項をご覧ください。
以前の期間の一定の項目は、現在の期間の表示に合わせて再分類されています。
補�情報
(1)
2019年通期の設備投資の指針はどうなっていますか?
2019年度通期のシュルンベルジェの設備投資(マルチクライアントおよびSPM投資を除く)は約16億~17億ドルと予想されます。これに対し、2018年は22億ドルでした。
(2)
2019年第3四半期の�業活動によるキャッシュフローとフリーキャッシュフローはどうなっていますか?
2019年第3四半期の�業活動によるキャッシュフローは17億ドルでした。2019年第3四半期のフリーキャッシュフローは11億ドルでした。
(3)
2019年第3四半期の「利息およびその他の収入」には何が含まれますか?
2019年第3四半期の「利息およびその他の収入」は2100万ドルで、その内訳は、持分法投資利益の1300万ドルと受取利息の800万ドルです。
(4)
2019年第3四半期に受取利息と支払利息はどのように変化しましたか?
2019年第3四半期の受取利息は800万ドルで、前四半期比300万ドル減となりました。支払利息は1億6000万ドルで、前四半期比400万ドル増となりました。
(5)
シュルンベルジェの税引き前連結利益(損失)と税引き前セグメント�業利益の違いは何ですか?
この違いは主に、セグメントに割り当てられていない社費、特別費用・利益、および受取利息・支払利息、ならびに株式報酬費用、一定の無形資産に関連する償却費用、一部の一元管理イニシアチブ、その他の�業外項目です。
(6)
2019年第3四半期の実効税率(ETR)は、どの程度でしたか?
GAAPに基づく2019年第3四半期の実効税率は5%で、2019年第2四半期は16.7%でした。特別費用・利益を除く2019年第3四半期の実効税率は16.0%でした。2019年第2四半期には特別費用・利益は計上されていません。
(7)
2019年9月30日時点での流通普通株式数はどれぐらいでしたか? また、この株式数は前四半期末からどの程度変化しましたか?
2019年9月30日時点での流通普通株式数は13億8400万株でした。以下の表に、2019年6月30日から2019年9月30日までの株式数の変化を示します。
(単位:100万)
2019年6月30日時点での流通株式数
1,383
従業員株式購入�度に基づいて発行された株式
3
�限付き株式の付与
-
自社株買い戻しプログラム
(2)
2019年9月30日時点での流通株式数
1,384
(8)
2019年第3四半期および2019年第2四半期の加重平均流通株式数はどれぐらいでしたか?また、希薄化後1株当たり利益(特別費用・利益を除く)の計算で用いた希薄化後平均流通株式数との差異調整はどのようになっていますか?
2019年第3四半期の加重平均流通株式数は13億8500万株で、2019年第2四半期は13億8400万株でした。
以下に、加重平均流通株式数と、希薄化後1株当たり利益(特別費用・利益を除く)の計算で用いた希薄化後平均流通株式数の差異調整を示します。
(単位:100万)
2019年第3四半期
2019年第2四半期
加重平均流通株式数
1,385
1,384
想定されるストックオプションの行使
-
-
未付与の�限付き株式
11
11
希薄化後平均流通株式数
1,396
1,395
(9)
2019年9月30日時点でのシュルンベルジェのSPMプロジェクト投資の未償却残高はどれぐらいでしたか。また、これは投資と償却において2019年6月30日時点と比較してどのように変化しましたか。
2019年9月30日時点でのシュルンベルジェのSPMプロジェクト投資の未償却残高は約39億ドルで、2019年6月30日は42億ドルでした。これらの金額はシュルンベルジェの要約連結貸借対照表のその他の資産に含まれています。シュルンベルジェのSPMプロジェクト投資の未償却残高の変化を以下に示します。
(単位:100万)
2019年6月30日時点での残高
$4,206
SPM投資
194
減損
(294)
SPM投資の償却
(188)
その他
(15)
2019年9月30日時点での残高
$3,903
(10)
2019年第3四半期のウェスタンジーコ・マルチクライアントの売上高は、どうなりましたか?
2019年第3四半期のマルチクライアントの売上高(譲渡手数料を含む)は2億ドル、2019年第2四半期は1億8100万ドルでした。
(11)
2019年第3四半期末時点でのウェスタンジーコの受注残はどれぐらいでしたか?
2019年第3四半期末時点でのウェスタンジーコの受注残(顧客と締結済みの契約に基づく)は3億2100万ドルでした。2019年第2四半期末時点では3億1200万ドルでした。
(12)
キャメロンのワンサブシーおよび掘削システムの注文ならびに受注残はどの程度でしたか?
ワンサブシーおよび掘削システムの注文と受注残は以下の通りです。
(単位:100万)
注文
2019年第3四半期
2019年第2四半期
ワンサブシー(OneSubsea)
$320
$428
掘削システム
$163
$196
受注残(四半期末)
ワンサブシー(OneSubsea)*
$1,822
$2,170
掘削システム
$496
$541
*
2019年第3四半期のワンサブシーの受注残には、中止になった北海でのプロジェクトが反映されています。
(13)
連結損益計算書の減損その他に含まれる127億ドルの税引き前費用の内訳はどのようになっていますか?
127億ドルの税引き前費用の内訳は以下の通りです(単位:100万)。
のれん(a)
$8,828
無形資産 (b)
$1,085
北米圧力ポンピング (c)
$1,575
その他の北米関連 (d)
$310
アルゼンチン (e)
$127
持分法投資 (f)
$231
シュルンベルジェ生産管理 (g)
$294
その他 (h)
$242
$12,692
(a)
市場評価の結果、シュルンベルジェは、特定の報告単位の帳簿価額が公正価値を上回っていると判断したため、88億ドルののれん減損費用が発生しました。この費用は、主に2010年のスミス・インターナショナル(スミス)の買収(株式取引100%)と2016年のキャメロン・インターナショナル・コーポレーションの買収(株式取引78%)に関連するのれんに関するものです。
(b)
シュルンベルジェは10億8500万ドルの無形資産減損費用を計上しました。この費用のうち8億4200万ドルは、シュルンベルジェによる2010年のスミス買収に関連して計上された無形資産に関するものです。残りの2億4300万ドルは、主に北米における一部の他の買収に関連して計上された無形資産に関するものです。
(c)
シュルンベルジェは、北米の圧力ポンピング事業に関連して15億7500万ドルの費用を計上しました。この内訳は、圧力ポンピング装置と関連資産の13億2400万ドル、オペレーティングリースによる使用権資産の9800万ドル、供給契約に関連する1億2100万ドル、棚卸資産の1900万ドル、退職手当の1300万ドルです。
(d)
主に北米の他の事業に関連します。その内訳は、固定資産減損の2億3000万ドル、棚卸資産評価減の7000万ドル、退職手当の1000万ドルです。
(e)
アルゼンチンで経済問題が��していることから、シュルンベルジェは1億2700万ドルの費用を計上しました。その内訳は、資産減損の7200万ドル、評価減費用の2600万ドル、退職手当の2900万ドルです。
(f)
一時的減損でないと判断した一部の持分法投資に関連します。
(g)
一部の小型SPMプロジェクトの帳簿価額に関連します。
(h)
内訳は、退職手当の6200万ドル、特定の個人に関連する株式報酬費用の前倒しに関連する5700万ドル、事業売却費用の4900万ドル、特定のシニア債買戻しに関連する2900万ドル、その他の支出の4500万ドルです。
(14)
減損費用は第3四半期業績の減価償却費にどのような影響を及ぼしましたか?
これらの減損費用は2019年8月31日付けで有効となるため、第3四半期の�業業績には、減価償却費1カ月分の2700万ドルの削減が含まれています。この金額のうち約2100万ドルは生産部門に関連しています。残りの600万ドルは、「全社など」の項目に反映されています。この1カ月分の削減による税引き後の影響は、1株当たり利益で約1.5セントです。
シュルンベルジェについて
シュルンベルジェは、石油・ガス産業に油層定義、掘削、生産、処理技術を提供する世界的大手企業です。140カ国以上の約10万5000人を雇用するシュルンベルジェは120カ国以上で製品の販売とサービスを行い、探鉱から生産までの業界で最も包括的な商品とサービスのほか、炭化水素回収を最適化して油層利用を改善する坑口からパイプラインに至る総合的ソリューションを提供しています。
シュルンベルジェ・リミテッドは中心的なオフィスをパリ、ヒューストン、ロンドン、ハーグに置き、2018年の報告売上高は328億2000万ドルでした。詳細情報についてはwww.slb.comをご覧ください。
*シュルンベルジェまたはシュルンベルジェ関連会社のマーク
注記
シュルンベルジェは2019年10月18日金曜日に電話会議を開催し、決算プレスリリースならびに事業見通しについて議論します。会議は米国東部時間午前8時30分から開始します。一般公開されるこの会議に参加するには、+1
(800) 288-8967(北米内)または+1 (612)
333-4911(北米以外)まで、開始予定時間の約10分前までに電話し、電話会議オペレーターに「シュルンベルジェ決算発表電話会議」への参加を伝えてください。この電話会議の終了後、2019年11月19日まで録音再生を聴取できます。+1
(800) 475-6701(北米)または+1 (320)
365-3844(北米以外)にダイヤルしてください。アクセスコードは471224です。電話会議は、www.slb.com/irwebcastにて、聴取のみの方式でウェブキャストで同時放送されます。ウェブキャストの録音再生は2019年11月19日まで同じウェブサイトで聴取できます。
本2019年第3四半期決算発表および当社の他の見解には、連邦証券法の意味での「将来予想に関する記述」が含まれています。これには過去の事実ではない記述、例えば、事業見通しに関する当社の予測または予想、シュルンベルジェ全体および各グループおよびセグメント(および各セグメントの特定の製品または地域)の成長、石油・天�ガスの需要と生産の増加、石油・天�ガスの価格、操業手順および技術の向上(当社の変革プログラムを含む)、シュルンベルジェおよび石油・ガス業界の設備投資、シュルンベルジェの顧客企業の事業戦略、当社の実効税率、将来の世界経済�況、将来の�業業績などが含まれます。これらの記述には、世界経済�況、シュルンベルジェの顧客企業による探鉱・生産支出の変化および石油・天�ガスの探鉱・開発レベルの変化、世界の主要地域における一般的な経済、政治、事業�況、外国通貨のリスク、価格圧力、気候および季節的要因、操業の変更、遅�または中止、生産低下、政府の規�および規�要�の変更(沖合石油・ガス探鉱、放射線源、爆発物、化学薬品、水圧破砕サービス、気候関連のイニシアチブに関連するものを含む)、探鉱の新たな課題に技術が対応できない可能性などのリスクと不確実性や、当社の2019年第3四半期決算発表、および証券取引委員会に提出・提供した最新のフォーム10-K、10-Q、8-Kで詳述したその他のリスクと不確実性を伴います。これらのリスクや不確実性の1つまたは複数あるいは他のリスクや不確実性が実際に起こった場合(またはこのような�況の変化の結果)、あるいは基礎となる前提が誤りであった場合、実際の結果は将来見通しに関する記述に示されたものとは大きく異なる場合があります。新たな情報、将来の出来事などが発生した場合でも、シュルンベルジェはこれらの記述を更新して公開するあるいはこれらの記述を改訂する意図はなく、またその義務を負いません。
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Simon Farrant – Vice President of Investor Relations,
Schlumberger Limited Joy V. Domingo – Director of Investor
Relations, Schlumberger Limited Office +1 (713) 375-3535
investor-relations@slb.com
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