• 売上高は60億ドル(前年同期比14%増)
  • GAAP 1株当たり利益は0.36ドル(前年同期比71%増)
  • 特別費用・利益を除く1株当たり利益は0.34ドル(前年同期比62%増)
  • �業活動によるキャッシュフローは1億3100万ドル(季節的な運転資金の増加による)
  • 取締役会は、現金配当を40%増額して1株当たり0.175ドルとすることを承認

(ビジネスワイヤ) -- シュルンベルジェ・リミテッド(NYSE: SLB)は本日、2022年第1四半期の財務業績を発表しました。

第1四半期業績

(単位:100万、ただし1株当たりの金額を除く)

四半期

変化率

2022年3月31日締め

2021年12月31日締め

2021年3月31日締め

前四半期比

前年同期比

売上高

$5,962

$6,225

$5,223

-4%

 

14%

税引き前利益 - GAAPベース

$638

$755

$386

-16%

 

65%

純利益 - GAAPベース

$510

$601

$299

-15%

 

70%

希薄化後1株当たり利益 - GAAPベース

$0.36

$0.42

$0.21

-14%

 

71%

 

 

 

調整EBITDA*

$1,254

$1,381

$1,049

-9%

 

19%

調整EBITDA利益率*

21.0%

22.2%

20.1%

-115 bps

 

94 bps

税引き前セグメント�業利益*

$894

$986

$664

-9%

 

35%

税引き前セグメント�業利益率*

15.0%

15.8%

12.7%

-84 bps

 

229 bps

純利益(特別費用・利益を除く)*

$488

$587

$299

-17%

 

63%

希薄化後1株当たり利益(特別費用・利益を除く)*

$0.34

$0.41

$0.21

-17%

 

62%

 

 

 

地域別売上高

 

 

 

海外部門

$4,632

$4,898

$4,211

-5%

 

10%

北米部門

1,282

1,281

972

-

 

32%

その他

48

46

40

n/m

 

n/m

$5,962

$6,225

$5,223

-4%

 

14%

 

* これらは非GAAP財務指標です。詳細は「特別費用・利益」、「部門別」、「補�情報」の項をご覧ください。

n/m = not meaningful(非適用)

(単位:100万)

四半期

変化率

2022年3月31日締め

2021年12月31日締め

2021年3月31日締め

前四半期比

前年同期比

部門別売上高

デジタル&統合

$857

$889

$772

-4%

 

11%

貯留層挙動

1,210

1,287

1,002

-6%

 

21%

坑井建設

2,398

2,388

1,936

-

 

24%

生産システム

1,604

1,765

1,590

-9%

 

1%

その他

(107)

(104)

(77)

n/m

 

n/m

$5,962

$6,225

$5,223

-4%

 

14%

 

 

 

部門別税引き前�業利益

 

 

 

デジタル&統合

$292

$335

$247

-13%

 

18%

貯留層挙動

160

200

102

-20%

 

56%

坑井建設

388

368

210

5%

 

85%

生産システム

114

159

138

-28%

 

-18%

その他

(60)

(76)

(33)

n/m

 

n/m

$894

$986

$664

-9%

 

35%

 

 

 

部門別税引き前�業利益率

 

 

 

デジタル&統合

34.0%

37.7%

32.0%

-372 bps

 

201 bps

貯留層挙動

13.2%

15.5%

10.2%

-232 bps

 

299 bps

坑井建設

16.2%

15.4%

10.8%

77 bps

 

534 bps

生産システム

7.1%

9.0%

8.7%

-192 bps

 

-159 bps

その他

n/m

n/m

n/m

n/m

 

n/m

15.0%

15.8%

12.7%

-84 bps

 

229 bps

 

n/m = not meaningful(非適用)

シュルンベルジェのオリビエ・ル・プェッシュ最高経�責任者(CEO)は、次のように述べています。「第1四半期の業績は、通期で10%台半ばの売上高増を達成し、今年も大幅な増収を実現する当社の軌道を確固たるものにしました。前年同期比では、売上高は14%増、特別費用・利益を除く1株当たり利益は62%増、税引き前セグメント�業利益率は、坑井建設と貯留層挙動が牽引し、229ベーシスポイント(bps)上昇しました。このような結果は、当社の中核的サービス部門の強み、広範な活動の拡大、�業レバレッジ向上の��的実現を反映しています。」

「当四半期はまた、ウクライナにおける紛争という悲劇的出来事で始まりました。これは重大な懸念事項です。そのため、当社は現地および世界全体に危機管理チームを設け、この危機と、これが従業員、事業、当社の業務に及ぼす影響に対処しています。また、進展する�裁措置に業務を対応させることに加え、当社は当四半期、ロシア事業への新規投資と技術展開を一時停止する措置を講じました。当社は敵対行為の停止を求め、ウクライナとその地域全体に平和が戻ることを願っています。」

エネルギー業界における動向の変化

「同時に、エネルギー業界において重点が変化し、すでに供給が逼迫している石油・ガス市場の�況はさらに悪化しています。ロシアからの供給が混乱をきたしたことから、世界のエネルギー供給の多様化と安全性を確保するために、多くの地域やエネルギー・バリューチェーン全体にわたる世界的投資が増加するでしょう。」

「コモディティー価格の上昇、需要主導の活動の活発化、エネルギー安全保障が相まって、エネルギー・サービス業界は最近で最も好調な見通しを示しており、世界経済の後退がなければ、市場のファンダメンタルズが強化され、数年にわたる上昇サイクルがより強力に長く�くでしょう。」

「このような�況において、世界にとってエネルギーはかつてないほど不可欠なものになっています。シュルンベルジェは、E&P活動の活発化とデジタル変革から特有の恩恵を受けており、最も包括的な技術ポートフォリオを提供して、お客さまが多様でよりクリーンでより安価なエネルギーを提供できるよう支援しています。」

第1四半期の成長は坑井建設と貯留層挙動が牽引

「部門別の前年同期比での売上高の伸びは、当社の中核的サービス部門の坑井建設部門と貯留層挙動部門が牽引しました。いずれの部門も20%を�える伸びを達成し、世界のリグカウントの伸びを上回りました。デジタル&統合の売上高は11%増加し、生産システムの売上高は1%増加しました。当社の中核的サービス部門は、陸上と沖合のいずれにおいても、掘削、評価、坑井介入、坑井刺激サービスの売上高が2桁台の増加となりました。デジタル&統合部門では、成長の要因は、デジタルの売上が好調だったこと、探査データ・ライセンスの売上が増加したこと、資産パフォーマンス・ソリューション(APS)プロジェクトによる売上高が増加したことでした。一方、生産システムでは、サプライチェーンと物流の�約が�いたことで製品納入が予想を下回り、成長は一時的に阻害されました。しかし、こうした�約が徐々に緩和されて受注残の転換が可能になることで、2022年中は生産システムの売上高の伸びは加速すると確信しています。」

「地域別では、前年同期比での売上高の伸びは広範にわたり、海外部門では10%の増加、北米部門では32%の増加となりました。海外での成長はすべての地域にわたりました。特に中南米では、メキシコ、エクアドル、アルゼンチン、ブラジルで掘削活動が活発化しました。欧州/CIS/アフリカでは、主にトルコで生産システムの売上が増加し、アンゴラ、ナミビア、ガボン、ケニアといったアフリカ沖合での探査掘削が増加して業績が向上しました。しかし、ロシア・中央アジアで売上高が減少したために、その効果は部分的に相殺されました。中東・アジアでは、カタール、イラク、アラブ首長国連邦、エジプト、オーストラリア、東南アジア全域で掘削、坑井刺激、坑井介入の活動が活発になり、売上高が増加しました。北米では、掘削と坑井仕上げ全体で成長が見られ、カナダでのAPSプロジェクトが大きく寄与しました。」

「前年同期比で、第1四半期の税引き前セグメント�業利益率は上昇しました。これは、活動の活発化による�業レバレッジの向上、沖合での活動構成の改善、技術導入の拡大、世界的な価格環境の向上によるものです。価格環境は、引き�き坑井建設と貯留層挙動に有利な方向で進展しています。デジタル&統合の利益率はさらに上昇しましたが、生産システムの利益率はサプライチェーンの�約による影響を受けました。」

「前四半期比では、当四半期の売上高は、主に北半球における通常の季節的要因による活動減少の影響を受けました。欧州/CIS/アフリカでは、ルーブル下落により売上高減少がさらに顕著となり、世界的なサプライチェーンの�約が生産システムに影響を及ぼしました。一方、北米と中南米では、売上高は前四半期から実質的に横ばいでした。部門別では、坑井建設の売上高は前四半期比で若干増加しました。北米、中南米、中東で掘削活動が活発化したことは、欧州/CIS/アフリカおよびアジアでの季節的な減少を相殺する以上の成果を上げました。貯留層挙動、生産システム、デジタル&統合は、季節的要因による活動と売上の減少により、前四半期比で減少しました。」

「第1四半期の�業活動によるキャッシュフローは1億3100万ドルでした。これには、通年で予想される成長に先行して、第1四半期に通常より多く運転資金を積み増した影響が含まれています。当社は、フリーキャッシュフローの創出は、過去の傾向と同様に、年間を通して加速すると見込んでおり、依�として通年のフリーキャッシュフロー・マージンは2桁台になると予想しています。」

「今後については、短期・長期サイクルの投資が加速しており、今年度中、特に下半期は好調に推移すると思われます。特に、長期開発プロジェクトのFIDがいくつか承認され、新規契約が締結され、沖合探査掘削が再開され、数社の顧客企業は、今年および今後数年間の支出計画の大幅な強化を発表しています。」

「その結果、陸上および沖合での活動が活発化し、技術の採用が進み、価格上昇の勢いにより、海外ならびに北米で同時に成長が促進されると考えています。これにより、第2四半期には前四半期比で季節的な回復があり、その後、特に海外市場では今年度下半期に大きな成長が予想されます。」

「このような�況の下、ロシアに関連する不透明感はあるものの、現在の市場ダイナミクスにより、当社は、売上高の前年比伸び率は10%台半ば、年度末の調整EBITDA利益率は2021年第4四半期より2.00ポイント以上上昇という通期の大胆な目標を�持できると考えています。当社は市場の成長が数年�くと予想していることから、当社の明るい見通しは2023年以降にも及んでいます。需要は高まり�けており、エネルギー供給の多様化に向けた新規投資が決定される中、景気回復の後退がなければ、この景気上昇サイクルの期間と規模は当初の予想を上回る可能性があります。」

「このようなファンダメンタルズの強化に基づき、当社は40%の増配により株主への還元を強化する決定を行いました。キャッシュフローの傾向は良好であることから、当社は資本還元プログラムを加速させる柔軟性を持ち、バランスシートの債務削減と長期的成功に向けた投資を��していきます。」

「世界のエネルギーにとって極めて重要なこの時期に、シュルンベルジェは良い�況にあります。市場における当社の優位な地位、技術のリーダーシップ、業務執行の差別化は、サイクルを通して大きな利益を生み出す可能性を有しています。」

その他の出来事

2022年4月21日、シュルンベルジェの取締役会は四半期配当を、流通普通株式1株当たり0.125ドルから、0.175ドルに40%増額することを承認しました。この増配は、2022年6月1日現在の登録株主に対し2022年7月14日に支払われる配当金から開始されます。

第1四半期の地域別売上高

(単位:100万)

四半期

変化率

2022年3月31日締め

2021年12月31日締め

2021年3月31日締め

前四半期比

前年同期比

北米

$1,282

$1,281

$972

-

 

32%

中南米

1,204

1,204

1,038

-

 

16%

欧州/CIS/アフリカ

1,404

1,587

1,256

-12%

 

12%

中東・アジア

2,024

2,107

1,917

-4%

 

6%

�去など

48

46

40

n/m

 

n/m

$5,962

$6,225

$5,223

-4%

 

14%

 

 

 

海外部門

$4,632

$4,898

$4,211

-5%

 

10%

北米部門

$1,282

$1,281

$972

-

 

32%

 

n/m = not meaningful(非適用)

北米部門

北米の売上高は13億ドルで、前四半期から実質的に横ばいでした。陸上事業は成長しましたが、米国メキシコ湾で探査データ・ライセンスと生産システムの売上が季節的に減少したことで相殺されました。陸上事業では、米国陸上で掘削活動が増加したことと、カナダでAPSの売上高が増加したことが売上高に寄与しました。

前年同期比では、北米の売上高は32%増加しました。業績の伸びは、掘削および坑井仕上げ活動全体にわたり、カナダでのAPSプロジェクトも大きく寄与しました。

海外部門

中南米の売上高は12億ドルで、前四半期比で横ばいでした。エクアドルでAPSの売上高が増加し、メキシコで掘削活動が活発化したものの、ガイアナ、ブラジル、アルゼンチンで掘削、坑井介入、坑井仕上げ活動の減少と生産システムの販売減少により売上高が減少し、相殺されました。エクアドルでAPSの売上高が増加したのは、前四半期に発生したパイプライン障害の後に生産が再開されたためです。

前年同期比では、売上高は16%増加しました。メキシコ、エクアドル、アルゼンチン、ブラジルで掘削活動が活発化したことが、その要因です。

欧州/CIS/アフリカの売上高は14億ドルで、前四半期比12%減となりました。季節的な活動の減少がすべての部門に影響を及ぼし、またルーブルの下落も影響しました。この売上高の減少は、生産システムの売上が増えたことでトルコを中心とした欧州の売上高が増加したことで、部分的に相殺されました。

前年同期比では、売上高は12%増加しました。その主な要因は、トルコで生産システムの売上が増加したことと、特にアンゴラ、ナミビア、ガボン、ケニアのアフリカ沖合での探査掘削活動が増加したことです。しかし、ロシア・中央アジア地域で売上高が減少したために、この増加は部分的に相殺されました。

中東・アジアの売上高は20億ドルで、前四半期比4%減となりました。中国、東南アジア、オーストラリアで季節的に活動が減少し、サウジアラビアで生産システムの売上が減少したことが要因です。この減少は、その他の中東地域、特にアラブ首長国連邦で掘削活動が堅調だったことから、部分的に相殺されました。

前年同期比では、売上高は6%増加しました。カタール、イラク、アラブ首長国連邦、エジプト、東南アジア全域、オーストラリアでの新規プロジェクトにより、掘削、坑井刺激、坑井介入の活動が活発化しました。

第1四半期の部門別業績

デジタル&統合

(単位:100万)

四半期

変化率

2022年3月31日締め

2021年12月31日締め

2021年3月31日締め

前四半期比

前年同期比

売上高

 

 

 

海外部門

$631

$624

$610

1%

 

3%

北米部門

225

263

161

-14%

 

40%

その他

1

2

1

n/m

 

n/m

$857

$889

$772

-4%

 

11%

 

 

 

税引き前�業利益

$292

$335

$247

-13%

 

18%

税引き前�業利益率

34.0%

37.7%

32.0%

-372 bps

 

201 bps

 

n/m = not meaningful(非適用)

デジタル&統合の売上高は8億5700万ドルで、前四半期比4%減となりました。主に北米と欧州/CIS/アフリカで例年の年度末の売上を経てデジタルおよび探査データ・ライセンスの売上が季節的に減少したことが要因です。この減少は、エクアドルで前四半期に発生したパイプライン障害の後に生産が再開されて当社のAPSプロジェクトが大きく寄与したことで、部分的に相殺されました。

前年同期比では、売上高は11%増加しました。デジタルの売上が好調で、探鉱データ・ライセンスの売上が増加し、APSプロジェクトの売上高が増加したことから、すべての地域で売上高が増加しました。

デジタル&統合の税引き前�業利益率は34%で、前四半期比3.72ポイントの低下となりました。これは、デジタルおよび探査データ・ライセンスの売上高減少の影響によるものですが、エクアドルのAPSプロジェクトの収益性向上により部分的に相殺されました。

前年同期比では、税引き前�業利益率は2.01ポイント上昇しました。特にカナダでデジタル、探査データ・ライセンス、APSプロジェクトの収益性が向上し、すべての地域で利益率が上昇しました。

貯留層挙動

(単位:100万)

四半期

変化率

2022年3月31日締め

2021年12月31日締め

2021年3月31日締め

前四半期比

前年同期比

売上高

海外部門

$1,105

$1,194

$922

-7%

 

20%

北米部門

103

92

78

12%

 

31%

その他

2

1

2

n/m

 

n/m

$1,210

$1,287

$1,002

-6%

 

21%

 

 

 

税引き前�業利益

$160

$200

$102

-20%

 

56%

税引き前�業利益率

13.2%

15.5%

10.2%

-232 bps

 

299 bps

 

n/m = not meaningful(非適用)

貯留層挙動の売上高は12億ドルで、前四半期比6%減となりました。主に北半球で季節的に活動が減少し、中南米で坑井介入・坑井刺激活動が減少したことが要因です。また、ルーブル下落も売上高に影響を及ぼしました。この減少は、北米と中東での活動が活発だったことで部分的に相殺されました。

前年同期比では、ロシア・中央アジアを除くすべての地域で、売上高は2桁台の増加となりました。当四半期は探査関連の活動が増加し、陸上と沖合の両方で評価、坑井介入、坑井刺激サービスが2桁台の伸びを記録しました。

貯留層挙動の税引き前�業利益率は13%で、前四半期比2.32ポイントの低下となりました。これは、主に北半球で季節的に評価および坑井刺激活動が減少して収益性が低下したためですが、北米での収益性向上により部分的に相殺されました。

前年同期比では、税引き前�業利益率は2.99ポイント上昇しました。ロシア・中央アジアを除くすべての地域で評価および坑井介入活動の収益性が向上しました。

坑井建設

(単位:100万)

四半期

変化率

2022年3月31日締め

2021年12月31日締め

2021年3月31日締め

前四半期比

前年同期比

売上高

 

 

 

海外部門

$1,865

$1,901

$1,577

-2%

 

18%

北米部門

485

441

310

10%

 

56%

その他

48

46

49

n/m

 

n/m

$2,398

$2,388

$1,936

-

 

24%

 

 

 

税引き前�業利益

$388

$368

$210

5%

 

85%

税引き前�業利益率

16.2%

15.4%

10.8%

77 bps

 

534 bps

 

n/m = not meaningful(非適用)

坑井建設の売上高は24億ドルで、前四半期比で若干の増加となりました。その要因は、統合型掘削活動と掘削流体の売上高が増加したことですが、計測および掘削機器の売上が減少したことで部分的に相殺されました。北米、中南米、中東では掘削活動が活発でしたが、欧州/CIS/アフリカおよびアジアでの季節的減少とルーブルの下落により部分的に相殺されました。

前年同期比では、ロシア・中央アジアを除くすべての地域で、売上高は2桁台の増加となりました。陸上と沖合の両方で、掘削流体、計測、統合型掘削活動が2桁台の伸びを記録しました。

坑井建設の税引き前�業利益率は16%で、前四半期比0.77ポイントの上昇となりました。統合型掘削の収益性の改善が北米、中南米、中東を中心にすべての地域に影響を及ぼしたことが要因です。これは、北半球とアジアでの季節的な利益率の低下によって部分的に相殺されました。

前年同期比では、税引き前�業利益率は5.34ポイント上昇しました。ほとんどの地域で総合型掘削、機器販売、計測サービスの収益性が向上しました。

生産システム

(単位:100万)

四半期

変化率

2022年3月31日締め

2021年12月31日締め

2021年3月31日締め

前四半期比

前年同期比

売上高

 

 

 

海外部門

$1,127

$1,278

$1,161

-12%

 

-3%

北米部門

473

484

420

-2%

 

13%

その他

4

3

9

n/m

 

n/m

$1,604

$1,765

$1,590

-9%

 

1%

 

 

 

税引き前�業利益

$114

$159

$138

-28%

 

-18%

税引き前�業利益率

7.1%

9.0%

8.7%

-192 bps

 

-159 bps

 

n/m = not meaningful(非適用)

生産システムの売上高は16億ドルで、前四半期比9%減となりました。すべての地域での坑井生産システムの売上の減少と、海底プロジェクトの売上高の減少が要因です。サプライチェーンと物流の�約により製品納入が予想を下回り、一時的に売上高に影響が及びました。

前年同期比では、北米および欧州・アフリカでは新規プロジェクトにより、売上高は2桁台の伸びを見せましたが、中東・アジアおよび中南米では、プロジェクトの終了やサプライチェーン上の一時的な�約により減少しました。こうした�約が徐々に緩和されて受注残の転換が可能になることで、2022年中は生産システムの売上高の伸びは加速するでしょう。

生産システムの税引き前�業利益率は7%で、前四半期比で1.92ポイント、前年同期比で1.59ポイント低下しました。利益率が低下した主な要因は、主にグローバル・サプライチェーンと物流の�約の影響により坑井生産システムの収益性が低下したことです。

四半期ハイライト

石油・ガス生産への投資は増加し�けており、シュルンベルジェの顧客企業は増加・変化している需要に対応すべく、信頼できるエネルギーを提供するために投資を行っています。世界の顧客企業は新たなプロジェクトを発表し、既存の開発を拡大しており、シュルンベルジェは、その執行実績と顧客企業の成功を拡大する革新的技術でますます選ばれるようになっています。当四半期に締結した主な契約は以下の通りです。

  • bpは、アゼルバイジャン沖合で稼働中の6基のリグに関する総合的サービスの3年契約をシュルンベルジェと結びました。契約の範囲は、掘削・計測、掘削流体、セメンチング、ビット、泥水検層で、シャーデニズ油田の難しい高圧深海ガス井での作業が含まれます。両社は緊密に協力し、革新的な操業・商業モデルにサポートされた最も効率的な技術ソリューションを設計し、bpの総所有コストの飛躍的改革を達成しました。この契約は2022年第2四半期に開始します。
  • サウジアラムコは、ガス掘削プロジェクトにおける統合型掘削と坑井建設サービスに関する大型契約をシュルンベルジェと結びました。この統合プロジェクトの範囲は掘削リグと技術・サービスで、これには、ドリルビット、掘削同時計測(MWD)、掘削同時検層(LWD)、掘削流体、セメンチング、坑井仕上げが含まれます。シュルンベルジェは、デジタル・ソリューションを活用して統合型掘削の性能を強化します。これには、DrillOps*オンターゲット坑井引き渡しソリューションが含まれます。これは、データ分析、学習システム、自動化によりデジタル坑井計画を実行し、掘削効率、一貫性、操業を向上させます。
  • シュルンベルジェは、BOEエクスプロレーション&プロダクションと、メキシコ湾での複数の作業範囲に関する契約を結びました。この契約には、シェナンドー第1期開発プロジェクトにおける高圧高温(HPHT)掘削のためのサービスと機器の供給、ならびにこのプロジェクト向けの高度仕上げバルブ技術(GeoGuard*高性能深海安全バルブ)の供給に関する契約が含まれます。シェナンドーの掘削では、当社の能力と技術を活用し、高圧貯留層から成る第三紀層下部の開発価値を最大限に高めます。シュルンベルジェはオペレーターと協力し、長年にわたる技術的経験と最先端のHPHT技術をこのプロジェクトに提供します。掘削は2022年に開始される予定です。
  • シュルンベルジェはエニ(ENI)と、北米でのインフィル開発キャンペーンを対象とする坑井建設サービスに関する契約を締結しました。これは2022年4月に開始される予定です。このキャンペーンでは、陸上および沖合の多数の坑井が対象となっており、いくつかの深海坑井では、シュルンベルジェの傾斜掘りとセメンチング・サービスが展開される予定です。掘削段階におけるエニのキャンペーンの主な技術として、PowerDrive Xcel*とPowerDrive Orbit*回転操行性システムで難しい3次元軌道と高角度の坑井を掘削し、Performance Live*デジタル接�サービスで操業効率を高めるとともに、HSEリスクとカーボン・フットプリントを削減します。
  • トタルエナジーズは、シュルンベルジェと、ウガンダのティレンガ陸上石油開発における掘削、坑井仕上げ、生産サービスに関する広範な契約を結びました。ティレンガ開発は、最大426本の坑井を含む6つの油田から構成され、この契約の範囲には、傾斜掘りサービス、上部坑井仕上げ、下部坑井仕上げ、人工採油ソリューション、坑口装置の提供が含まれます。開発は、31のウェルパッドにわたって行われます。
  • 北アフリカでは、シュルンベルジェは探査および生産サービスに関する2億米ドルを�える3年契約を結びました。契約範囲には、ワイヤーライン、コイルドチュービング、坑井試験、スリックライン、水圧破砕、刺激サービスが含まれます。シュルンベルジェは、盆地適合型アプローチによりこの地域全体にわたって技術とソリューションの組み合わせを設計し導入します。これにより、探査の成功をサポートし、既存資産からの生産性能を向上させます。
  • クウェート石油会社(KOC)は、400台以上のプログレッシブ・キャビティーポンプ(PCP)機器の設置とサービスを提供する7年契約をシュルンベルジェと結びました。この契約には、PCPの供給、設置、試運転が含まれます。このポンプは、KOCの成熟した重油資産の増産に最も適しています。また、この契約では、シュルンベルジェは、既存坑井でPCPの遠隔監視と保守を行い、新規坑井も簡単に追加できる一元的な総合自動化ソリューションも提供します。このデジタル・ソリューションによりPCPの性能が向上し、このような資産におけるKOCの業務効率が高まります。作業は2022年第2四半期に開始されました。

業界全体でのデジタルの採用は勢いを増しています。顧客企業によるデータのアクセスと利用方法が進化し、ワークフローが改善され、あるいは新たに作成され、データに基づいて現場での成果を高める意思決定が行われています。顧客企業は、業界をリードする当社のデジタル・プラットフォームと最先端ソリューションを現場で採用し、新たな課題を克服して操業実績を向上させています。当四半期の例を以下に示します。

  • コノコフィリップスは、シュルンベルジェと、全社的なクラウドベースのDELFI*コグニティブE&P環境を導入する契約を結びました。コノコフィリップスはDELFI環境で実現されるシュルンベルジェのデジタル・ソリューションを使用して、油層工学のモデリング、データ、ワークフローをクラウド化します。統合が完了すると、コノコフィリップスの貯留層エンジニアは、DELFI環境のクラウドベースの高性能コンピューティング・リソースとシュルンベルジェの貯留層工学ソリューションを利用することができます。これには、Petrel* E&Pソフトウエア・プラットフォームのPetrel Reservoir Engineering、INTERSECT*高解像度貯留層シミュレーター、ECLIPSE*業界標準貯留層シミュレーターが含まれます。
  • マレーシアでは、ペトロナスがシュルンベルジェと、持�可能性、デジタル、モノのインターネット(IoT)技術の分野と研�開発プロジェクトの機会を共同で模索する覚書(MOU)を締結しました。この覚書に基づき、ペトロナスとシュルンベルジェは、炭素回収・貯蔵(CCS)センターオブエクセレンスの設立など、主要な持�可能性イニシアチブを策定します。このイニシアチブは、CO2分離技術、能力開発プログラム、排出管理、炭素貯蔵データのクラウドベースのリポジトリーから構成されます。この協力関係は、マレーシアをこの地域の主要なCCSソリューションのハブとして確立するペトロナスの取り組みに即したものです。ペトロナスはシュルンベルジェの能力を活用し、上流事業でのカーボン・フットプリントを削減する信頼性の高い安全ですぐに導入可能な技術を開発するとともに、能力の枠組みや効率的なデータ管理を開発します。ペトロナスは、抵抗力のある持�可能なポートフォリオを構築する手順を意図的に進め、低炭素からゼロ炭素のエネルギー源への移行を支援します。
  • シュルンベルジェは、テキサス州ヒューストンに新たなセンターを開設してイノベーション・ファクトリ・ネットワークを拡大しました。これは、北米初のイノベーション・ファクトリ・センターです。イノベーション・ファクトリを通じて、有望なコンセプトを持つ顧客は、データから最大限の価値を引き出す企業規模のAIとデジタル・ソリューションをフルに開発することができます。顧客企業は、Agora*エッジAI・IoTソリューションとシームレスに統合するDELFIコグニティブE&P環境を活用することで、アジャイル・アプローチの利点を享受できます。また、顧客企業はシュルンベルジェとDataikuとのパートナーシップにより、卓�したAI能力を備えた強力な機械学習プラットフォームを利用することができます。シュルンベルジェはDataikuと共に、顧客企業が単一の集中型プラットフォームを活用してAIと分析アプリケーションを設計、導入、管理、運用できるようにしています。これにより、ユー�ーは日々「ローコード・ノーコード」でAIソリューションを開発できます。
  • リビアでは、スルト・オイル・カンパニー(SOC)が、AgoraエッジAI・IoTソリューションで業務のデジタル化を開始し、生産量を増やし、電動水中ポンプ(ESP)の信頼性を高めています。SOCは、遠隔地のアル・カイール油田で安全な衛星接�と太陽光発電を使用し、現在生産を改善し、複数の坑井のうち最初の坑井の監視を行っています。2022年にはさらなる導入を予定しています。坑井現場に導入されたAgoraソリューションによるAl駆動の映像分析と共に、予測的ESP性能アプリケーションを初めて導入することで、生産性が向上し、現場のセキュリティーが強化され、坑井現場への訪問の必要性が90%以上削減される可能性があります。SOCは、Al搭載のデジタル・ビジョンとAgoraソリューションを用いて、後�の坑井のアナログ計器から遠隔で他の情報を取得します。

当四半期に、シュルンベルジェはいくつかの新技術を導入し、業界をリードするイノベーションが評価を受けました。顧客企業は、当社のTransition Technologies*とデジタル・ソリューションを活用し、操業成果を向上させ、カーボン・フットプリントを削減しています。

  • イーグルフォードシェールにおいて、エンサイン・ナチュラル・リソーシズが、Vx Spectra*表面多相流量計を用いて、新規坑井の資本支出とウェルパッドからの排出を削減することができました。これまでエンサインは、すべての坑井で三相セパレーターを用いて生産監視を行っていました。Vx Spectra流量計を導入することで、生産の要素を区分することなく測定できるようになり、現在ではパッドごとに1台の試験用セパレーターと1台のVx Spectra流量計を用いて、個々の坑井の性能をリアルタイムに監視することが可能になりました。これにより、必要なセパレーターの台数が減って設備投資が削減され、ウェルパッドの排出量を75%削減することができました。
  • 世界初の6インチOra*インテリジェント・ワイヤーライン地層試験プラットフォームが、2022年1月にクウェートで導入されました。1万6100フィートの深海掘削リグに3Dフォーカス・ラジアルプローブを設置し、ジュラ紀タイトガス層で初めてダウンホール・サンプリングを実現しました。KOCによる導入は、シュルンベルジェの技術的リーダーシップを証明する大きな機会であり、Oraプラットフォームにより、クウェートで最も複雑な貯留層の1つでのサンプリング効率を4倍高めることができました。この操業では、当社のTransition Technologiesの1つを用いてKOCのカーボン・フットプリントを削減しました。これにより、KOCの環境・社会・ガバナンス(ESG)のビジョンの実現に向けてさらなる導入への道が開きます。
  • シュルンベルジェの技術は、沖合資源と環境問題に関する科学的・技術的知識の向上を目指す業界有数のイベントであるオフショア・テクノロジー・カンファレンス(OTC)から数個の賞を受けました。ReSOLVE iX*インテリジェント極限ワイヤーライン介入サービスとAutonomous Directional Drillingは、どちらもOTC 2022 Spotlight on New Technology®賞を獲得しました。これは、技術の進歩とイノベーションによって沖合エネルギーの将来を大きく変革する企業を表彰するものです。また、PrdOps*調整生産業務ソリューションとOptiq Seismic*光ファイバー掘削孔地震探査ソリューションは、どちらもOTC Asia 2022 Spotlight on New Technology賞を獲得しました。このような技術はすべて、操業実績を向上させるために顧客企業によって導入されています。

顧客企業が新たな供給源を発見して市場に投入すべく投資を増やす中で、成長サイクルは高まり�けています。坑井建設はこの過程の重要な部分であり、シュルンベルジェは、坑井建設の効率を高めるだけでなく、貯留層をより深く理解する技術の導入を�け、顧客企業の価値創造を支援しています。当四半期の掘削技術のハイライトは以下の通りです。

  • シュルンベルジェは、GeoSphere 360* 3D掘削同時3D貯留層マッピング・サービスの導入を発表しました。これは、先進的なクラウドとデジタル・ソリューションを活用して貯留層のオブジェクトをリアルタイムに3Dプロファイリングします。GeoSphere 360 3Dサービスを利用することで、顧客企業は、確実性と信頼性を高めて、質の高い少数坑井の配置を実現でき、複雑な貯留層から得られる利益を高め、油田開発の炭素強度を低下させることができます。従来の技術と異なり、掘削同時3D貯留層マッピングでは、貯留層規模で流体層と断層を特定できます。これは業界唯一の技術です。
  • 北海では、エクイノールがシュルンベルジェの新しいGeoSphere 360 3Dサービスを使用して、坑井の主要区間の完全な3D構造を把握し、100 m近くの正味採算区間を追加で確保しました。GeoSphere 360 3Dサービスにより地下の�況を把握することで、エクイノールの高角度坑井配置は炭化水素の総回収量を最適化していることが分かりました。貯留層上部から水平坑井の主要区間までジオステアリングでサポートした結果、エクイノールは貯留層の採算区間を�長することを決定し、プロジェクトの経済性が向上しました。

当業界は、操業において持�可能性を推進し、環境への影響を軽減しつつ、世界的なエネルギー供給の安定に貢献しなければなりません。シュルンベルジェは、顧客企業の操業からの排出を削減すると同時に、世界全体でクリーンなエネルギー生成をサポートする技術の創造と応用を�けています。

  • 当四半期、当社はシュルンベルジェ・エンドツーエンド・エミッションズ・ソリューションズ(SEES)事業を正式に立ち上げました。この事業は、オペレーターが自社の操業で排出されるメタンと日常のフレア排出を測定、監視、報告し、最終的にはこれを除去できるような堅固で拡張性のあるソリューションを提供すべく企画された総合的なサービスと最先端技術一式を提供します。現在、メタンとフレアの排出は、オペレーターが直接排出する(スコープ1および2)温室効果ガス(GHG)の60%以上を占めています。SEESは、オペレーターがうまく機能するメタン排出削減戦略を策定できるような総合的アプローチを提供します。このアプローチにより、顧客企業は、DELFI環境でアクセスできる業界初のメタン排出デジタル・プラットフォームを使用して計画、測定、行動することができ、オペレーターが自社の脱炭素化目標を達成する上での総合的で差別化された道筋を提供します。
  • ドイツでは、シュルンベルジェがルール大学ボーフム向けに水平地熱井の刺激に成功しました。これは、ドイツ全土および世界各地の地熱井を活性化しつつ、最高水準の環境基準を満たすモデルとなりました。この複雑で高温の貯留層では、これまでのタイプの処理では成功しませんでした。Kinetix*貯留層重視刺激・生産ソフトウエアを使用して処理を計画し、ThermaFRAC*耐せん断性高温破砕流体のカスタマイズ処方を含むBroadBand Precision*統合仕上げサービスで処理しました。このソリューションは、ドイツの厳しい環境要�に準拠し、バイエルン州環境庁(Bayerisches Landesamt für Umwelt、LfU Bayern)と南バイエルン鉱業局(Bergamt Südbayern)のプロジェクト許認可を支援しました。このプロセスで、世界各地の地熱井の生産性を回復させることができます。
  • Veitur Utilities PLCは、シュルンベルジェと、アイスランド・レイキャビク周辺にある地熱井に設置する3台の高温用電動水中REDA*ポンプ(ESP)に関する直接契約を結びました。この契約に先立ち、2020年にシュルンベルジェは、Veiturの地域暖房用坑井でラインシャフトポンプ(LSP)に替えてREDAポンプを設置しています。シュルンベルジェのESPは、地熱用途で一般的なLSPよりも高温環境、高い深度、垂直からの逸脱度の高い環境で動作することができます。REDAポンプは、追加の冷却の必要なく高い流量を生み出すためエネルギー�費量が削減されるとともに、地域暖房ネットワークにおける暖房需要の増加に対応します。
  • ニュージーランドでは、バランス・アグリニュートリエンツが、Symmetry*プロセス・ソフトウエア・プラットフォームを使用して、カプニ・アンモニア尿素プラントのデジタルツインを作成し、カスタム熱力学シミュレーションを使用してプラント出力を増加させる契約をシュルンベルジェと結びました。Symmetryプラットフォームの熱力学エンジンと特注の尿素モデリング・ツールを組み合わせることで、バランスは、このプラントと再生可能エネルギー農場を統合し、農業用のグリーンなアンモニアと尿素を生産するだけでなく、輸送燃料用にグリーン水素を供給することができます。

財務諸表

要約連結損益計算書

 

(単位:100万、ただし1株当たりの金額を除く)

 

四半期

3月31日締め

2022

2021

 

売上高

$5,962

$5,223

利息およびその他の収入(1)

50

19

経費

売上原価

5,013

4,504

研�・エンジニアリング

141

135

一般管理費

97

81

利息

123

136

税引き前利益(1)

$638

$386

税金費用(1)

118

74

純利益(1)

$520

$312

非支配持分に帰属する純利益

10

13

シュルンベルジェに帰属する純利益(1)

$510

$299

 

シュルンベルジェの希薄化後1株当たり利益(1)

$0.36

$0.21

 

平均流通株式数

1,412

1,398

希薄化後平均流通株式数

1,434

1,419

 

経費に含まれる減価償却費(2)

$533

$532

 

(1) 詳細は「特別費用・利益」の項をご覧ください。

(2)有形固定資産の償却および無形資産の償却、マルチクライアント地震探査データ費用、APS投資を含みます。

要約連結貸借対照表

 

(単位:100万)

 

3月31日

12月31日

資産の部

2022

2021

流動資産

現金および短期投資

$2,649

$3,139

売掛金

5,713

5,315

棚卸資産

3,719

3,272

その他の流動資産

1,172

928

13,253

12,654

関連会社への投資

1,955

2,044

固定資産

6,354

6,429

のれん

12,978

12,990

無形資産

3,158

3,211

その他の資産

4,269

4,183

$41,967

$41,511

 

負債および株主資本の部

流動負債

買掛金・未払負債

$8,638

$8,382

概算所得税債務

940

879

短期借入金・長期債務の1年以内返済分

923

909

未払配当金

195

189

10,696

10,359

長期債務

13,163

13,286

退職後給付

232

231

その他の負債

2,237

2,349

26,328

26,225

株主資本

15,639

15,286

$41,967

$41,511

流動性

(単位:100万)

流動性内訳

2022年3月31日

2021年12月31日

2021年3月31日

現金および短期投資

$2,649

$3,139

$2,910

短期借入金・長期債務の1年以内返済分

(923)

(909)

(749)

長期債務

(13,163)

(13,286)

(15,834)

純負債(1)

$(11,437)

$(11,056)

$(13,673)

 

流動性増減の詳細を以下に示します。

 

四半期

 

四半期

3月31日締め

2022

 

2021

 

純利益

$520

$312

特別費用・利益(税引き後)(2)

(22)

-

498

312

減価償却(3)

533

532

株式報酬費用

89

84

運転資金の増減

(948)

(455)

その他

(41)

(44)

�業活動によるキャッシュフロー(4)

131

429

 

設備投資

(304)

(178)

APS投資

(168)

(85)

資本計上されたマルチクライアント地震探査データ

(40)

(7)

フリーキャッシュフロー(5)

(381)

159

 

支払配当金

(175)

(174)

従業員持株�度による受取金

71

62

事業買収・投資(取得した現金と負担した負債を控除)

-

(13)

リバティーの株式売却による受取金

84

-

その他

(105)

(61)

為替レートの変動の影響を除く純負債の変動

(506)

(27)

為替レートの変動が純負債に及ぼす影響

125

234

純負債の減少(増加)

(381)

207

純負債(期首)

(11,056)

(13,880)

純負債(期末)

$(11,437)

$(13,673)

 

(1)「純負債」は、負債総額から現金と短期投資を差し引いた額です。純負債は負債の返済に充当できる現金と投資額を反映しているため、シュルンベルジェの負債水準に関する有益な情報を提供すると経�陣は考えています。純負債は非GAAP財務指標であり、総負債と併せて考慮するものであり、これらの代替あるいはこれらに優先するものと見なさないようにしてください。

(2) 詳細は「特別費用・利益」の項をご覧ください。

(3)有形固定資産の償却および無形資産の償却、マルチクライアント地震探査データ費用、APS投資を含みます。

(4)2022年3月31日締め四半期に2200万ドル、2021年3月31日締め四半期に1億1200万ドルの退職手当が含まれます。

(5)「フリーキャッシュフロー」とは、�業活動によるキャッシュフローから、設備投資、APS投資、資本計上されたマルチクライアント地震探査データ費用を控除した金額です。フリーキャッシュフローは当社にとって重要な流動性指標であり、投資�ならびに経�陣にとって、現金を創出する当社の事業能力の指標として有益であると経�陣は考えています。事業の必要性を満たし債務を果たせば、この現金を用いて当社の将来の成長に再投資したり、配当金支払いや自社株買い戻しにより株主に還元することができます。フリーキャッシュフローは、裁量的費用で使用できる残余キャッシュフローではありません。フリーキャッシュフローは非GAAP財務指標であり、�業活動によるキャッシュフローと併せて考慮するものであり、これらの代替あるいはこれらに優先するものと見なさないようにしてください。

特別費用・利益

2022年第1四半期業績発表では、米国で一般的に認められた会計原則(GAAP)に基づく財務業績に加え、非GAAPによる財務業績(SECの規則Gの定義による)を提示しています。「流動性」の項目に示された非GAAP財務指標に加え、特別費用・利益を除く純利益、ならびにこれに基づく指標(特別費用・利益を除く希薄化後EPS、特別費用・利益を除くシュルンベルジェの純利益、特別費用・利益を除く実効税率、調整EBITDA)は非GAAP財務指標です。財務指標から特別費用・利益を除外することで、期間ごとのシュルンベルジェの業務をより効果的に評価し、除外された項目で分かりにくくなる業務の動向を確認できると経�陣は考えています。これらの指標はまた、一定の奨励給を判断する上での業績指標として経�陣が用いています。上記の非GAAP財務指標は、GAAPに基づく財務業績の他の指標と併せて検討するものであり、そのような指標の代替あるいはそのような指標に優先するものと見なさないようにしてください。一部のそのような非GAAP財務指標と対応するGAAP指標の差異調整を以下に示します。調整EBITDAと対応するGAAP指標の差異調整は、「補�情報」の項(質問9)をご覧ください。

(単位:100万、ただし1株当たりの金額を除く)

 

2022年第1四半期

税引き前

税金

非支配持分

純額

希薄化後EPS

シュルンベルジェの純利益(GAAPベース)

$638

$118

$10

$510

$0.36

リバティー株式の売却による利益(1)

(26)

(4)

-

(22)

(0.02)

シュルンベルジェの純利益(特別費用・利益を除く)

$612

$114

$10

$488

$0.34

 

 

2021年第4四半期

税引き前

税金

非支配持分

純額

希薄化後EPS

シュルンベルジェの純利益(GAAPベース)

$755

$144

$10

$601

$0.42

リバティー株式の売却による利益

(28)

(4)

-

(24)

(0.02)

債券の早期償還

10

-

-

10

0.01

シュルンベルジェの純利益(特別費用・利益を除く)

$737

$140

$10

$587

$0.41

 

2021年第1四半期には特別費用・利益は計上されていません。

 

(1)要約連結損益計算書の利息およびその他の収入に分類されています。

部門別

(単位:100万)

 

四半期

2022年3月31日締め

2021年12月31日締め

2021年3月31日締め

売上高

税引き前利益

売上高

税引き前利益

売上高

税引き前利益

デジタル&統合

$857

$292

$889

$335

$772

$247

貯留層挙動

1,210

160

1,287

200

1,002

102

坑井建設

2,398

388

2,388

368

1,936

210

生産システム

1,604

114

1,765

159

1,590

138

�去など

(107)

(60)

(104)

(76)

(77)

(33)

税引き前セグメント�業利益

894

986

664

全社など

(164)

(140)

(150)

受取利息(1)

2

14

4

支払利息(1)

(120)

(123)

(132)

特別費用・利益(2)

26

18

-

$5,962

$638

$6,225

$755

$5,223

$386

 

(1)セグメントの業績に含まれる額を除きます。

(2) 詳細は「特別費用・利益」の項をご覧ください。

補�情報

よくある質問(FAQ)

1)

2022年通期の資本投資の指針はどうなっていますか?

 

2022年度通期のシュルンベルジェの資本投資(設備投資、マルチクライアント、APS投資)は、19億ドルから20億ドルと予想しています。2021年度の資本投資は17億ドルでした。

2)

2022年第1四半期の�業活動によるキャッシュフローとフリーキャッシュフローはどうなっていますか?

2022年第1四半期の�業活動によるキャッシュフローは1億3100万ドル、フリーキャッシュフローはマイナス3億8100万ドルでした。これは、通年で予想される成長に先行して、第1四半期に運転資金を積み増したためです。

3)

2022年第1四半期の「利息およびその他の収入」には何が含まれますか?

2022年第1四半期の「利息およびその他の収入」は5000万ドルでした。その内訳は、リバティー・オイルフィールド・サービシズ(リバティー)の株式720万株の売却による2600万ドルの利益(質問11を参照)、受取利息の1400万ドル、持ち分法投資利益の1000万ドルです。

4)

2022年第1四半期に受取利息と支払利息はどのように変化しましたか?

2022年第1四半期の受取利息は1400万ドルで、前四半期比100万ドル減となりました。支払利息は1億2300万ドルで、前四半期比400万ドル減となりました。

5)

シュルンベルジェの税引き前連結利益と税引き前セグメント�業利益の違いは何ですか?

 

この違いは、セグメントに割り当てられていない社費、特別費用・利益、および受取利息・支払利息、ならびに株式報酬費用、一定の無形資産に関連する償却費用、一部の一元管理イニシアチブ、その他の�業外項目です。

6)

2022年第1四半期の実効税率(ETR)は、どの程度でしたか?

GAAPに従って算出した2022年第1四半期の実効税率は18.4%で、2021年第4四半期は19.1%でした。特別利益と費用を除くと、2022年第1四半期の実効税率は18.6%で、2021年第4四半期は19.0%でした。

7)

2022年3月31日時点での流通普通株式数はどれぐらいでしたか? また、この株式数は前四半期末からどの程度変化しましたか?

2022年3月31日時点での流通普通株式数は14億1300万株で、2021年12月31日時点では14億300万株でした。

(単位:100万)

2021年12月31日時点での流通株式数

1,403

 

従業員株式購入�度に基づいて発行された株式

2

 

�限付き株式の付与

8

 

2022年3月31日時点での流通株式数

1,413

 

8)

2022年第1四半期および2021年第4四半期の加重平均流通株式数はどれぐらいでしたか?また、希薄化後1株当たり利益の計算で用いた希薄化後平均流通株式数との差異調整はどのようになっていますか?

2022年第1半期の加重平均流通株式数は14億1200万株、2021年第4四半期は14億300万株でした。以下に、加重平均流通株式数と、希薄化後1株当たり利益の計算で用いた希薄化後平均流通株式数の差異調整を示します。

(単位:100万)

2022年第1四半期

2021年第4四半期

加重平均流通株式数

1,412

1,403

未付与の�限付き株式

22

27

希薄化後平均流通株式数

1,434

1,430

9)

2022年第1四半期、2021年第4四半期、2021年第1四半期のシュルンベルジェの調整EBITDAはどの程度でしたか?

2022年第1四半期のシュルンベルジェの調整EBITDAは12億5400万ドルで、2021年第4四半期は13億8100万ドル、2021年第1四半期は10億4900万ドルでした。計算方法は以下の通りです。

(単位:100万)

2022年第1四半期

2021年第4四半期

2021年第1四半期

シュルンベルジェに帰属する純利益

$510

$601

$299

非支配持分に帰属する純利益

10

10

13

税金費用

118

144

74

税引き前利益

$638

$755

$386

特別費用・利益

(26)

(18)

-

減価償却

533

532

532

支払利息

123

127

136

受取利息

(14)

(15)

(5)

調整EBITDA

$1,254

$1,381

$1,049

調整EBITDAは、特別費用・利益、減価償却、支払利息、受取利息を除く税引き前利益です。経�陣は、調整EBITDAをシュルンベルジェの重要な利益性指標と見なしており、この指標で投資�および経�陣は期間ごとのシュルンベルジェの業務をより効率的に評価し、そのままでは分かりにくい業務の動向を確認することができると考えています。調整EBITDAはまた、一定の奨励給を判断する上での業績指標として経�陣が用いています。調整EBITDAは、GAAPに基づく財務業績の他の指標と併せて検討するものであり、そのような指標の代替あるいはそのような指標に優先するものと見なさないようしてください。

10)

2022年第1四半期、2021年第4四半期、2021年第1四半期の償却費用の内訳はどうなっていますか?

2022年第1四半期、2021年第4四半期、2021年第1四半期の償却費用の内訳は次の通りです。

(単位:100万)

2022年第1四半期

2021年第4四半期

2021年第1四半期

固定資産の償却

$338

$345

$355

無形資産の償却

75

76

75

APS投資の償却

83

71

76

資本計上されたマルチクライアント地震探査データ費用の償却

37

40

26

$533

$532

$532

11)

2022年第1四半期に計上された2600万ドルの税引き前特別利益の内訳はどうなっていますか?

2022年第1四半期に、シュルンベルジェはリバティーの株式720万株を売却し、8400万ドルの受取金を取得しました。この取引により、シュルンベルジェは2600万ドルの利益を認識しました。この利益は、要約連結損益計算書の利息およびその他の収入に反映されています。2022年3月31日現在、シュルンベルジェはリバティーの株式持分を27%保有しています。

シュルンベルジェについて

シュルンベルジェ(SLB:NYSE)は、顧客企業と協力してエネルギーを利用可能にするテクノロジー企業です。当社の160を�える国籍の従業員は、最先端のデジタル・ソリューションを提供し、革新的なテクノロジーを導入して、世界のエネルギー業界の業績と持�可能性を可能にしています。120カ国以上での専門知識を有する当社は、すべての人の利益のために協業してエネルギーの利用可能性を現実のものにする技術を作り出しています。

詳細については、www.slb.comをご覧ください。

*シュルンベルジェまたはシュルンベルジェ関連会社のマークその他の会社、製品、サービスの名称はそれぞれの所有者の財産です。

電話会議情報

シュルンベルジェは2022年4月22日金曜日に電話会議を開催し、決算プレスリリースならびに事業見通しについて議論します。会議は米国東部時間午前9時30分から開始します。一般公開されるこの会議に参加するには、+1 (844) 721-7241(北米内)または+1 (409) 207-6955 (北米以外)まで、開始予定時間の約10分前までに電話してください。アクセスコードは8858313です。この電話会議の終了後、2022年5月22日まで録音再生を聴取できます。+1 (866) 207-1041(北米)または+1 (402) 970-0847(北米以外)にダイヤルしてください。アクセスコードは9031593です。電話会議は、www.slb.com/irwebcastにて、聴取のみの方式でウェブキャストで同時放送されます。ウェブキャストの録音再生は2022年5月22日まで同じウェブサイトで聴取できます。

2022年第1四半期決算発表および当社の他の見解には、連邦証券法の意味での「将来予想に関する記述」が含まれています。これには過去の事実ではない記述が含まれています。そうした記述の多くは、「予想する」、「かもしれない」、「できる」、「考える」、「予測する」、「計画する」、「潜在的」、「予測の」、「予測」、「先行」、「見込む」、「見積もる」、「意図する」、「予見する」、「意欲」、「目的」、「目標」、「思う」、「するはずだ」、「あり得る」、「だろう」、「するつもりだ」、「見ている」、「可能性が高い」といった用語や類似の用語を含みます。将来予想に関する記述は、程度の差はあれ、不確実な事項に関するものです。これには、当社の財務および業績目標に関する記述や当社の事業見通しに関するか、それに依存するその他の予測や予想、シュルンベルジェ全体および各部門(および各部門の特定の事業分野、地域、技術)の成長、石油・天�ガスの需要と生産の増加、石油・天�ガスの価格、エネルギー移行と世界的な気候変動に関する予測と予想、操業手順および技術の向上、シュルンベルジェおよび石油・ガス業界の設備投資、当社の事業戦略(デジタルおよび「盆地適合型」を含む)および当社顧客企業の戦略、当社の実効税率、当社のAPSプロジェクト、合弁事業およびその他の提携、COVID-19パンデミックへの当社の対応とその他の広範な健康上の緊急事態に対する当社の準備態勢、ウクライナで進行中の紛争が世界的エネルギー供給に及ぼす影響、原材料の入手可能性、将来の世界経済�況および地政的�況、将来の流動性、利益率水準などの将来の�業業績などが含まれます。これらの記述にはリスクと不確実性が伴い、それには、変化する世界経済�況と地政的�況、当社顧客企業による探鉱・生産支出の変化および石油・天�ガスの探鉱・開発レベルの変化、当社顧客企業とサプライヤーの�業業績と財務�況、当社が財務目標と業績目標およびその他の予測や予想を達成できないこと、当社の炭素排出ネットゼロ目標や暫定的排出削減目標を達成できないこと、世界の主要地域における一般的な経済�況、地政的�況および事業�況、ウクライナで進行中の紛争、外国通貨のリスク、価格圧力、インフレ、天候および季節要因、衛生パンデミックによる好ましくない影響、原材料の入手可能性と費用、操業の変更、遅�または中止、当社のサプライチェーンの問題、生産低下、将来の費用の程度、デジタルやシュルンベルジェ・ニュー・エナジーといった当社の事業戦略およびイニシアチブから意図している効率やその他の利益を認識できないこと、当社のコスト削減戦略、政府規�および規�要�の変化(オフショア原油およびガス探鉱、放射線源、爆発物、化学物質、気候関係イニシアチブに関係するものを含む)、探鉱の新たな課題に技術が対応できないこと、代替エネルギー源や製品代替物の�争力などのリスクと不確実性や、本プレスリリースおよび証券取引委員会に提出または提供された当社の最新のフォーム10-K、10-Q、8-Kで詳述されているその他のリスクや不確実性が含まれます。これらのリスクや不確実性の1つまたは複数あるいは他のリスクや不確実性が実際に起こった場合(またはこのような�況の変化の結果)、あるいは基礎となる前提が誤りであった場合、実際の結果や成果は将来予想に関する記述に示されたものとは大きく異なる場合があります。当社の環境、社会、その他の持�可能性に関する計画や目標について本プレスリリースに記載されている将来予想に関する記述やその他の記述は、それらの記述が必ずしも投資�にとって重要であることやSECへの提出物の中で開示が求められていることを示すものではありません。また、過去、現在、将来の環境、社会、持�可能性に関連する記述は、進展中の進捗を測定する際の基準、進化し�ける内部統�とプロセス、将来変化する可能性のある前提に基づいている可能性があります。本プレスリリースの記述は、本リリース発表時点での内容であり、シュルンベルジェは新たな情報、将来の出来事、その他の理由にかかわらず、そのような記述を公式に更新または改訂する一切の意図および義務を否認します。

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