(ビジネスワイヤ) -- シーカンス・コミュニケーションズ(NYSE:SQNS)は、セルラーIoT接�ソリューションで長年にわたり提携しているタレスが、同社の新世代Cinterion IoT LTE-M/NB-IoTおよびCat 1モジュールの基盤として、シーカンスの第2世代Monarch 2プラットフォームとCalliope 2プラットフォームを使用する意向であると発表しました。タレスは2015年以来、同社のCinterion IoTモジュールでシーカンスの第1世代マッシブIoTモデム技術を使用し、世界的に出荷しています。シーカンスの第2世代マッシブIoTチップの提供は、市場でクラス最高のIoTモジュールの提供を目指す協業の第2段階を促進することになります。シーカンスのMonarch 2技術とCalliope 2技術は、�費電力の大幅な削減、高集積化、統合SIM機能向けのGSMA準拠EAL5+のセキュア・エンクレーブなど、多数の先進的機能と改善を提供します。

タレスのIoT担当バイスプレジデントのAndreas Haegele氏は、次のように述べています。「タレスは、当社のCinterion IoTモジュールでクラス最高の接�機能を提供するにあたり、シーカンスのLPWANモデムのMonarchおよびCalliopeに依存しています。シーカンスの新しいMonarch 2 LTE IoTモデムは、Cat M1およびCat NB2 IoTの両方に対応して、カバー範囲の拡大、�費電力の改善、バッテリー寿命の�長を実現する画期的成果です。当社は、シーカンスとの長年の協業関係を拡大することを、心からうれしく思います。それにより、当社のLPWAポートフォリオを成長させ、IoTを推進する革新的IoT接�ソリューションを、引き�き提供できます。」

シーカンスのマッシブIoT担当エグゼクティブバイスプレジデントのDidier Dutroncは、次のように語っています。「この提携により、タレスのIoTのお客さまが、今日の市場で最も先進的なセルラーIoTソリューションを利用できるようになります。Cinterion IoTモジュールは最上位製品で、タレスのセキュリティーに関する専門技術と相まって、タレスのお客さまはマッシブIoTに対応するための必要能力を備えたIoTデバイスを構築する上で、まさしく必要なものを手に入れることができます。」

Monarch 2は5G対応チッププラットフォームで、3GPPリリース14および15、LTE UEカテゴリーのM1/NB1/NB2に対応しています。Monarch 2は、単一チップにベースバンド、RF、RAM、MCU、電源管理を統合しています。すべての電力クラス(+23/20/14 dBm)に対応しているため、世界中のすべての通信事業者が効率的なネットワーク容量とデータプランを展開できます。Monarch 2は、業界最低レベルである2.2Vからの電源供給をサポートしています。また、アクティブ・モードとeDRXモードの両方で�費電力を50%以上改善し、最低値1マイクロアンペアで業界を一貫してリードしています。Monarch 2の専用MCUは、�低�費電力モードから高性能モードまで、顧客の用途に最適なスケーリングが可能です。Monarch 2のGSMA準拠の組み込みセキュア・エンクレーブ(SE)は、可能な限り最高の政府クラスのセキュリティーレベル、EAL5+、iUICC(iSIM)機能を提供します。

Calliope 2は5G対応のチッププラットフォームで、3GPP Release 15のマッシブIoT標準に対応し、ダウンリンクは最大10Mbps、アップリンクは最大5Mbpsを実現します。Calliope 2は、単一チップにベースバンド、RF、RAM、MCU、電源管理を統合しています。コストと�費電力を改善しているほか、Calliope 2はシーカンスのMonarch 2プラットフォームと同じ先進的機能を提供し、ieUICC(統合SIM)向けのEAL5+のセキュア・エンクレーブなどを含んでいます。さらにCalliope 2は、HD品質音声のVoLTE音声エンジン(EVS)を統合し、緊急時の音声通話とストリーミング・オーディオにも対応しています。

シーカンスについて

シーカンス・コミュニケーションズ(NYSE: SQNS)は、マッシブIoT、ブロードバンドIoT、クリティカルIoT向けに5G/4Gチップとモジュールを開発・提供する一流企業です。シーカンスは5G/4GマッシブIoTアプリケーション向けに、主力製品であるMonarch LTE-M/NB-IoTプラットフォームおよびCalliope Cat 1チッププラットフォームを基盤とする包括的な製品ポートフォリオを提供し、業界をリードする低�費電力性、多数の統合機能セット、グローバルな展開能力を特徴としています。5G/4GブロードバンドとクリティカルIoTアプリケーション向けに、シーカンスは当社のCassiopeia Cat 4/Cat 6 4GチッププラットフォームおよびハイエンドのTaurus 5Gチッププラットフォームを基盤とする製品ポートフォリオを提供し、低コストの住宅、企業、産業用アプリケーション向けに最適化しています。2003年に設立されたシーカンスは、フランスのパリに本拠を置き、米国、英国、フィンランド、イスラエル、香港、シンガポール、台湾、韓国、中国にもオフィスを置いています。シーカンスをオンラインでご訪問ください(www.sequans.com)。

将来見通しに関する記述

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